お払い箱
□KOG48・３
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春「皆さん!!お待ちかねの新曲が!!」
冬「できましたっ」
久「新曲はコレだ」
『ポニーテールと呪術』
風「……」
緑「……」
砂「……」
鬼「……」
円「じゅじゅちゅ……噛んじまった。呪術って、呪いのことか?」
豪「(可愛い……)あぁ、そうだ」
吹「ポニーテールはわかるけど、どうして呪術が入るんだろう?」
春「以前のコンサートについて寄せられたコメントの中に結構な割合でポニーテール萌えの人がいたので思わずポニーテール主役で作っちゃいましたぁ!」
冬「呪術の方は、ポニーテールと合わせることで甘辛ミックスになるように」
ヒ「ならない。絶対ならない」
ヒ「ねぇ、君。俺と略称被ってるよ?」
ヒ「グラン様……じゃなくて基山さん!?でも、どうしたら……」
ヒ「君が本名の『茂人』を使えばいいよ」
ヒ「グラ……基山さんは変えないんですか?」
ヒ「うん」
ヒ「ずるい!」
源「基山と茂人、両方を使えばいいじゃないか」
基「ふぅ、全く仕方がないな……」
茂「仕方が無いのはあなたですよ、全く」
バ「どっちもどっちだろ」
茂「バーン! 久し振りだな!」
バ「いやこの間会ったばっかじゃねぇか」
茂「それでも会えないのは寂しかったさ」
バ「ヒート……(キュン)」
ガ「…………」
ネ「ガゼ……涼野さんがえらい勢いで頭掻いてるぞ……」
風「あのー、ポニーテール主役ってことは、センターになるのは……」
久「風丸・緑川・鬼道・砂木沼の四人だ」
風「やっぱりかぁあ!!絶対嫌だー!!」
久「悪いが、意見なら私ではなくプロデューサーに言ってくれ」
風「くっ……!」
〜プロデューサー・春奈の場合〜
風「俺、正直センターなんて柄じゃないと思うんだけど……」
春「大丈夫ですよ! 風丸さんなら百人力です!」
風「ぃ、いや、そうじゃなくて!」
春「わーん、お兄ちゃーん! 風丸さんに怒鳴られた〜!」
鬼「風丸!?何てことするんだ!!」
風「ダメだ全く聞く耳持たずだ」
〜プロデューサー・冬花の場合〜
風「あの、さ……普段ポニーテールだからセンターってのはちょっと……安直じゃないか?」
冬「……私のやり方が、気に入らなかったんですね……」
風「ぇ、ぃ、いや、俺はただ……」
冬「お父さん……みんなが私の意見に反対するの……!」
久「誰だ、協調性を乱す奴は」
風「ダメだこいつら早く何とかしないと」
結論→プロデューサーの意見は絶対。
風「ハァ……」
鬼「風丸、諦めろ」
風「鬼道……」
鬼「俺と砂木沼はお前と緑川の後ろに隠れているからな」
緑「ちょ、それヒドくない!?何で俺らが盾にっ!」
砂「見た目的にその方がいいだろう」
春「あのー、盛り上がってるところ悪いんですけど、センター四人は横一列と適宜前後入れ替えの振付がありますからね!」
鬼・砂「……」
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