天才達の賛美歌「短編」
□パシれ!メロくん!!!
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「メロ、ウ●トラ7のフィギュアを買ってきてください。」
ニア氏は、今まさにメロをパシろうとしている。
「ハァ!!?なんで俺がニアなんかの頼みを聞かなきゃならないんだよ!!?」
「頼んでません。命令です。」
ニア氏は飄々と言ってのけた。
「もっとたち悪いわ!!」
メロは激怒した。
暴君ニアニス(!?)の性格の悪さに…。
「余ったお金で好きなだけチョコ買ってm…「マジで!?行ってくる!!!」
メロは、単純な男であった。
チョコレートのためならたとえ火の中水の中。
原作で死亡してからもチョコに対するがめつさだけは、今でも健在なのである。←超失礼
猫まっしぐらならぬチョコまっしぐらなのである。
そのため、メロは気が付いていなかった。
ニアがひそかにピエロ笑いをしている事に…。
(まぁ、余る金なんてないんですけどね…。)
メロは走った(バイクで)浮かれて走った(時速…。(笑))
「ガ●ナもいいが●冶も捨てがたいな…。あ、ロ●テもうまいよな!」
メロは知らない。
ウ●トラ7を買ってもおつりがこないということを。
メロは知らない。
自分が今まさにパシられているという事実を…。
通りがかりの公園で、メロのパシr…。ケホン!友人マットティウスに出くわした。
「よぉ!メロ。どこ行くの?」
チャラo…。ゴホン!マットはチョー気さくだ。
「嗚呼、ちょっとな…。」
「何かうれしそうだね♪」
死t…。エッホン!!マットはくわえタバコでゲームにいそしんでいた。
一人さびしくブランコに腰掛ゲームをする姿は、まさしくパシられっ子であった。
メロは思った…。
(こいつをパシろう!)
と…。
「マット…。ちょっと頼みがあるんだが…。」
「どうしたの?」
「ガ●ナと●治とロ●テの板チョコ5枚ずつ買ってきてくれるか?あ、ミルクで頼む。」
いちいち注文の多い男だZE...。←えっ!?
「えー。俺今忙しいの。あと少しでラスボスが...。」
「余った金でたb...。「イエスマイロードォォォ!!!」
マットは走った。
脇目も振らず駆け抜けた。
途中あまりにも息が切れて走れなくなった。
オッサンである...。
`マットはダサいオッサン`略してマダオである。
マットが、ヘロヘロになりながらやっとの思いでたどり着いた場所は、タバコ自動販売機であった。
もちろん!タスポはきちんと持参していた!☆
それにしても...。
めっさゼーハーいっている。
大丈夫なのだろうか...?
きっと原作で蜂の巣にされていなかったら肺がんで死んでいただろう...。
マット...。あわれなマダo...。ゲフン!男だ...。
さて!マット•ダオが預かったお金は、全部で3万円。
たばこ1箱400円←へビースモーカーにはきつい時代だぜ...。
マットは7箱買いました☆
そして上機嫌で、タバコ自動販売機を後にした。
「1日1箱すえるなぁー!!メロあんがとっ!!...。メロ...。あ”ぁ!!チョコ!!」
マットは焦った。
ポケットの中には、100円玉が2つ♪
チョコレートの値段は1枚390円♪←高ッ!!
顔面蒼白。
マットは、死に物狂いでありとあらゆる駄菓子屋をかけずり回った。
「ヂョ〜〜〜ゴ〜〜〜レ”〜〜〜イ”〜〜〜ドォォォォォ!!!!!」
もはやキャラなんて気にしない!
マットの肺は破裂寸前。