詩②
□キャンパスの色
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絶望的な過去の色に染まった
キャンパスを投げ捨てた
希望ある未来なら
過去の不幸も全部混ぜ合わせて
出来上がった色で描き出す
キラキラと輝く毎日
真新しいキャンパスを目の前に
そんな夢を見ていたけれど
それまで明るい色を
目にしてこなかった私には
希望の色は分からないし
描くべき物も分からない
捨てたはずのキャンパスから
暗くて苦しい色が染みだして
新しいキャンパスを染めてゆく
幸せの色って何色？
せめてあなたの未来が
その色で染まりますように
END