□遠い記憶の果てには何があるか
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佐「俺様は猿飛佐助!よろしくー♪」

ここは私立バサラ学園

ちょーっと特殊な学校で試験とかはせず面接だけで入れる変な学校

前の学校で問題を起こした俺様でも入れてしまう

と、実は今日俺様!なんと転校初日でした!!わー、拍手〜

……………はい、自重します。すみません。

とまぁ、今はそのバサラ学園の1年の赤組(俺様も最初聞いたときは『小学校かっ!』ってツッ込んじゃった〜)の教台に立ち自己紹介してんだぁ〜…にしても…人数少なっ!

あ、因みに先生は武田信玄先生だって〜(笑)歴史上有名な武将の名前の先生…プフ、変な名前〜………………でも威厳がパねぇ(なんか赤いもっさりしたの被ってるし)

武「うむっ!では佐助!!お主は幸村の隣に座れぇい!」

いきなり名前で呼ばれ、かなりびっくりしたがその幸村と指された男の隣に行き軽く「よろしく〜」と言ったら

幸「うむ!またよろしく頼むぞ!!佐助!!!」

随分と大きな声でよろしく……って、え?

佐「え…また…って?」

そう聞き返すと驚くべき返事が返ってきた

幸「?なにを言っているのだ佐助?俺達は前世で供にお館様と共に戦った仲間であろう?」

……は?何行っちゃってんのこの子…頭だいじょ「なに言ってんのさ真田の旦那〜こっちの俺様は前世の記憶まだ戻ってないんだからさぁ〜まったくー」…は?

一瞬変な声が聞こえた

俺様じゃない俺様の声

佐「ぜ、前世とかワケわかんないこといわないでよね〜」

すると幸村は目を丸くして「なぜ…」と言いかけた

が、

武「ゆきむるぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

幸「ぐふぅおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

………え?この学校では教師は生徒を殴ってイイの?

いや、いいハズが「うおおお!!!」ぇぇぇぇぇぇぇ;;

お館様が…ん?お館様?まぁいいや(笑)

いやっ、つか今壁ぶち壊したよ!?はぁ…全く…一体誰が直すと思って…………誰が直すんだろう……ってちがぁぁぁう!

佐「お館様、それ普通死んでるから」

と、そんな俺様の声は届かずお館様は続けて

武「幸村!佐助はまだその事は思い出してはおらぬ!!それまで記憶探しを手伝ってやれぇぇぇぇ!!」

幸「はい!お館様ぁぁぁぁぁぁ!!!」

お館様と旦那は意味のわからないことを言って殴り愛………あれ?愛で良かったよね?を続ける

佐「はぁー…」

これからは胃薬を手放すまいと心に誓った佐助であった
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