二人のLOVELESS
□01、出会ってしまった。
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私は若菜。ななつの月から逃げてきた。
早くどこかに…
ん、近い!
…一方、立夏も同時に―
『え、なに?』とピキーンと気配を感じ取った。
『草灯じゃないみたいだけど…』
ごっちーん
ぶつかった。
「いったー」
『ぶつかってきたのはそっちだろ!』
「私はサクリファスの気配を感じたから」
『!…お前、なに。』と目を見開き
「なにってLOVELESSだけど。」としらけ
『え、俺もLOVELESSなんだけど…』とたじろい
「え、じゃあ、やっぱり貴方が青柳立夏!?」と驚き
『なんで、俺を知って…って!違っ今は草灯だ!』と驚くもしっかりし
「草灯。あの草灯の気配なら近いよ。感じる。」と耳をぴくぴくさせ。←この年で処女。
『マジで!俺、草灯探してるんだ。』
「ついてきて。」
そして、草灯を見つけて連れて帰った後。
遥児『で、お前は誰だ。』
「LOVELESSだけど。」
奈津生『じゃあ、立夏のほんとの戦闘機じゃん。』
立夏『俺の戦闘機は草灯がいい…』
「私だってこんなとこに名前出てきてびっくりしてるんだけど」
遥児『でもよぉ、立夏ってサドだぜ。戦闘機こんなにしてさ。』
奈津生『飼い主が迷えば犬も迷うからね。その点、若菜さんは命令を受け付けないタイプでしょ』
「う…」
遥児『まぁ、ぴったりなんじゃねぇの?立夏って命令出来ねぇし』と気だるく言うと
『『「そんなの関係ない!」』』と聞いてた草灯も起きて
ピキーン
『なに、今の。』と立夏が震えれば
『へぇ、立夏にも聞こえるんだ』と奈津生は微笑み
『進歩したじゃん』と遥児はにかっとし
遥児『まぁ、とりあえず、草灯ぼこったやつの顔見に行こうぜ』
奈津生が頷き
二人が駆けてくと
立夏『いいのかな…?』
草灯『良いんじゃないか?ゼロ同士だから長くなると思うけど。』
「ゼロ同士だからって?」
『簡単に言えば彼らには痛覚などがないけど触覚味覚はあるんだ。』と適当な説明をし
「へぇ」
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