ガンダムSEEDrose-運命-

□-月の使者rose-
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私は若菜…―

rose部隊のフェイス。

将軍の母上から独立行動を許された自由の存在。

しかし、私は寝てるときに別の人物になってしまう…正確には意識が乗り移ってしまう…―











ファントムペインにて―…

『あれ?私は…』

目を覚ますと機械的な揺りかごの中だった。

他に三人同じ状況の人がいて理解した、これはファントムペインの私の体か…―

「お目覚めかな?まったく君は寝てばかりだね…こちらの言うことなど聞きはしない」

この苦笑した男はネオ…―

私の印象的にはとにかく怪しい。

「今日は例の作戦会議だったけ?さっさとやろーぜ」

起きるなり適当なノリで言ったのがアウル…―

次男みたいな感じで個人的に好きかもしれない。

「焦んなよ。いやでも始まるんだからさ」

冷静にアウルを宥める男はスティング…―

長男みたいな感じで頼れる存在かもしれない。

「…」

黙って状況を大人しく見ていたのがステラ。

唯一女の子の戦友で妹的な存在かな?


作戦が打ち明けられると

「で、新型三機の強奪だが…若菜はすぐ寝るから一定時間操縦しないと自立離脱も出来る小型機動重視支援MAにでも搭乗して三人の援護を任せたいと思う」
ネオの指令を聞くなりアウルは嘲笑うように

「だと思った〜若菜ってさぁ実力は一番上かもしれないけど突然気を失うから頼りになんないんだよねぇw」

「別に良いじゃない。人手が多いに越したことはない…」

ステラは静かに呟き弁護したがスティングが呆れたように

「何はともあれ俺たちは指令の通りに事をすすめれば良いんだよ。そうだろう?」

そう言われると皆頷いた。

もちろん私もその方が気が楽…。

どうせ私の本体はroseなんだし。





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