愛しい君の傍で・・・

□第1章 【日常との別れ】
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「うっ・・・ここはどこだ」

あたり一面真っ白な世界
白以外なにも視界に入ってこない

あぁそうか、俺は消えたんだ




『兄貴、うるさい・・』

「えぇー、いいじゃないかうるさくて!」

本当にうるさい兄貴だ
まぁ、これだから人が寄ってくるのだろう
俺とは正反対だな
俺には人が寄ってこない、むしろ遠ざかる
何故なのかわからない(お前の容姿とオーラのせいだ)

「あっ、そうだ!お前がやってるゲーム俺にもやらせて!!」

『・・・・いやだ』

「ちぇ〜、ケチ」

『兄貴時間』

「えぇー、もうこんな時間!患者さん待たせちゃう〜」

ドタドタドタ  バタバタバタ ゴンッ 「イタッ」

「いってきまぁす」  バタン

『はぁ〜』

やっと俺の時間だ
俺は今日仕事ないし、BASARAでもするか

ピッ      プツン

・・・・何が起こった
俺は電源を入れただけだ消してはいない
なのに消えた、故障か?

『んっ、眩しっ』
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