long dream book

□二人の会話〜boys〜
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健二さんを待たせたら悪いと思い、パタパタと走って納戸にむかった。


納戸の近くに来ると、佳主馬と健二さんの話し声が聞こえた。


佳「ねぇ、健二さん。」
健「ナニ?」
佳「ぼーっとしてるときに…その人のこと…無意識に考えてるのって……恋…って言うの?」
健「僕は…経験多くないけど、恋だと思うよ。そうゆうの。」


へぇー…。佳主馬…スキな人…いるんだ……。

なんか……。ヤ…ダな…。

あれっ!!?…な…なんで!?ヤだって…。


健「ねぇ」


おっ!まだ話してる。


健「それって…葉月ちゃん?」


はっ!!? なに言ってんの健二さん…。


佳「ちっちがうよ!!ちがうっていうかっちがくないケド!!!…あぁぁもう!!意味わかんない!!!」
健「アハハッ佳主馬くん、顔真っ赤だよ!!」


えぇぇぇぇぇぇぇぇええええ!!!

嘘ダロ!!?わ 私!!!? なんで!?



私はその場にいられなくなって、夏希ちゃんの部屋に向かった。
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