愛縁奇縁


□1.ことの始まり
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いつもの帰り道


文化祭の準備で遅くなってしまった私は小走りで家に向かっていた。


空には綺麗な蒼い三日月


それを見上げながら、そういえばもうすぐ十五夜だな〜とか、月見団子が食べれるぞ!とか、のんきなことを考えていたから、




気が付かなかったんだ

前から向かってくる車に――




キキーッというブレーキの音と、眩しいほどのライトがぼんやりと遠ざかっていく。



だんだんと薄れていく意識の中、蒼い三日月だけがやけにはっきりと映っていた……




(あれ…私、死んだ?)



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