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□届かない想い
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トントン
「どうぞ〜♪」
「なまえ、僕の許可なしに勝手に人、いれないで」
「いいじゃんっ!!だって・・・」
ガチャッ
ドアの扉が開いた
前に立っているのは
僕の好きな、なまえ
そして、この応接室の奥の机で作業をしているのは
なまえの彼氏
雲雀恭弥だ・・・
「失礼します」
「骸いらっしゃい!!」
「ねえ?毎日来ないでくれない?」
「いいじゃん!!恭弥が相手してくれないからなまえは毎日、骸がきてくれて嬉しいし」
「後で覚悟しときなよ・・・」
「ベ〜だっ」
またですか・・・
僕が来るたびにこの会話始めないで下さいよ
雲雀恭弥、貴方が羨ましいですよ
僕は貴方のように
なまえを抱きしめ、口付けをすることもできない
唯一、僕にできること
この会話の中、なまえをかばい
雲雀恭弥にやきもちを妬かせること