マイハニー
□女の友情と秘密
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跡「お前、単純過ぎ。もう少し疑う事を覚えろよ」
アイス「疑うって何を?」
鳳「フフッアイス先輩は人一倍ピュアなんですよ」
日「そんな先輩を騙してしまったなんて胸が痛い」
チクリと罪悪感が胸を刺す
取り敢えずお菓子の家で作戦会議をする事に
すると
向「ようアイス!待ってたぞ」
芥「お菓子は全部拾えた?」
アイス「がっくんにジロたん?」
中に入るなり、チョコやクッキーで出来たテーブルには仲良しの眠り姫とオカッパ男子
何故皆が此処にいるのかが理解出来てないアイスはキョトン顔で不思議そうに見ている
すると
滝「だーれだ?」
アイス「うぎゃっ!このスターライトの香りは…萩だっ」
滝「分かっちゃった?当たりだよ」
アイス「ふわって薔薇の香りがしたから」
滝「何時もの10分の1くらいの香量なのに分かるの?凄いね、それは俺への愛かな?」
アイス「そうかも〜この香り好きだから微量でも分かっちゃうよ!」
宍「お前は犬か!!」
忍「アイスみたいなわんこやったら飼うてみたい+」
アイス「ワォ亮ちゃんに侑ちゃんまで居る!!樺ちゃんは?」
樺「…ウス…」
ぼけーっと立ち竦んで居ると不意に視界を覆われて何者かに目隠しに遭う
微かに香るスターライトの香りで正体を突き止めた
すると、ぞろぞろ氷帝メンバーが出てきた
アイス「ナニナニ〜?皆も悪い魔女に閉じ込められちゃったの?」
向「悪い魔女?」
滝「どういう事?」
アイス「あのね、意地悪な魔女が魔法で帰り道をレンガの壁で塞いじゃって帰れなくなったんだよ」
宍「はあ?なに漫画みたいなこと言ってんだよお前…マジで大丈夫か?」
芥「どっかで頭でも打ってきたの?」
アイス「え?何処も打ってないよ」
忍「ほな新手のボケ?何処からツッコんでえぇのか…ちょお考えさせて?」
アイス「いやいやボケてなんかないよ私」
跡「…人を疑わなすぎんのも問題だな」
鳳「本気で信じてるなんてアイス先輩可愛すぎ!!」
日「ああ何だこの罪悪感…」
若干皆のアイスを見る目が異色なモノに
仁「まーた誰かに何か吹き込まれたんか?アイス」
丸「ったく、お前は何でも鵜呑みにして…まあそこが可愛いんだけど//」
切「あっ丸井先輩デレデレし過ぎ!」
真「うむ。たるんどる」
アイス「皆!!」
不思議っ子アイスの理解者参上