マイハニー
□新生マネージャー
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〜ロビー〜
着替えと準備を終えて全員集合
幸「皆ちゃんと揃ってるね」
手「今から合同練習を開始する」
跡「今日のメニューは…」
バタバタ
『遅くなってすみません!』
ALL「Σ誰!?」
内容を告げようとしたその時…
突然の訪問者
『不知火さんと亜利州さんの代理で来ました』
『あの2人は急用で今は出られないのでボク達が臨時で派遣されました』
幸「臨時って…(誰?こんな子達ウチに居た!?)」
手「取り敢えず自己紹介を頼む」
『はーい』
バリバリの違和感を漂わせ、不審者を見るような眼差しを浴びまくりながら皆の目の前へ
妖しい者ではない
変装して生まれ変わったアイスと紗奈華なのだ
紗奈華「先ずは私から…」
フリフリのロリータ服に身を包んだフランス人形のような女の子
グレーのカラコン+V系のような際どい化粧にわざとらしい内股でクマの縫いぐるみを抱き締める
紗奈華「皆様、ごきげんよう。初めまして。綾小路アヤノですわ。こんなに沢山の殿方と対面するなんて…アヤノ恥ずかしい//」
『Σ綾小路アヤノ!?ネーミングセンス無くね!?』
『かなりの美少女だけどこの女ケバっ!!』
と、まあ紗奈華扮するアヤノちゃんの第一印象はこんな感じ‥だが
紗奈華「折角だから特別にアヤノの特技を披露します♪」
『特技?』
紗奈華「護身用に習った空手…とりゃあっ!!」
『ええ;;!?』
クマの縫いぐるみの背中から取り出した5枚重ねの瓦をいとも簡単にぶち抜いた
紗奈華「本来なら10枚でもイケますがいかがですか?」
幸「キミ、強いねι頼りがいあるよ…ね?皆」
『意義なし!!』
ブリブリな可愛め路線に潜む最強な一面を目の当たりにした
アイス「次はボクd…Σうわっ」
『足腰弱っ!!』
お次に現れたのは、何処かの貴族のような上品な格好で、サラサラの金髪を靡かせ歩く男の子
青のカラコン+眼鏡の見た目こそは爽やかイケメン
だが、身長カバーのブーツが高過ぎてフラフラでよく躓く
グキッ
アイス「うっ…足首をやられたようだι失敬‥ボクは綾小路コウジ。よ、宜しく頼むよ」
『コウジダサっ!!』
『見た目の割に痛い奴だ‥』
アイス扮するコウジくんはダサいドジッ子と認識された
アイス「名誉挽回にボクも得意なバイオリンを披露しよう」
生まれたての小鹿のように足をプルプルさせながら立ち上がると、後ろ手に隠していたバイオリン
情●大陸でお馴染みのあの名曲を奏でた
手「素晴らしい。意外な才能があるのだな」
『(弾いてる格好はアレだけど;;)』