マイハニー
□忘れ物注意報
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〜氷帝前〜
アイス「やった〜到着!」
紗奈華「アイス、はしゃぐのは良いけどあんまりアタシから離れないで」
アイス「はーい。ねぇねぇがっくんと萩まだ居るかな?会いたいね」
紗奈華「がっくん!?アタシも逢いたい。あ、後はジロちゃん!!呼んできて」
跡「あ?此処はキャバクラじゃねぇ!!」
氷帝に着くなりアイスと紗奈華は仲良く手を繋ぎ、懐かしい校舎を見渡す
お目当ての人物の名を挙げながら盛り上がる
まるで指名するキャバ嬢を見定める客のようだ
アイス「皆ってコートに居るの?」
跡「ん?ああ今日は監督が不在だからトレーニングと練習試合で終わりだけどな」
紗奈華「居ない…良かった。だったら皆に会いに行こっか、アイス」
アイス「うん!」
跡「なら仕事していけよ。お前等マネージャーだろ?」
紗奈華「は?偉そうに言わないで。アタシはジロちゃんとがっくんに会いに来たんだから」
アイス「ね、何で景ちゃんは私達がマネージャーしてるって知ってるの?」
跡「噂になってんだよ、立海に少々アホだが可愛い奴と女王様気質の綺麗な奴が居るって。俺は直ぐにお前等だってピンときたからな」
アイス「マジマジ〜?凄いや景ちゃん天才!!」
樺「…跡部サン、流石ッス…」
跡「だろ?もっと俺様を崇めやがれ」
紗奈華「アホらしい…」
噂の真相が明らかになった
跡部をお立てて崇めるアイスと樺地に紗奈華はドン引き
仕事をする気は一ミリもないようだ
アイス「仕方ない、洗濯と部室のお掃除をやってあげよう」
跡「お、アイスはやってくれんのか?よしよし良い子だ」
アイス「わーい頑張っちゃうよ」
紗奈華「暑さ対策、でしょ」
跡「え」
紗奈華「だってあんた達の部室はエアコン完備で快適だし」
アイス「えへへバレちゃった」
跡「暑さに弱いのも相変わらずだな」
見え見えの下心
太陽サンサンなこの場から快適な場へ!