マイハニー

□スイートorスパイシー?
2ページ/7ページ



幸「アイスと紗奈華、ちょっと来て」

アイス「なぁに?幸村くん」

紗奈華「くだならい用だったら聞かないわよ」

幸「違うから安心して?そろそろ2人にはマネージャーの仕事をして貰おうかな」

アイス「お仕事って何するの?」

幸「初日だから洗濯・スコアと球拾い・ドリンクくらいかな」

紗奈華「洗濯物ってアレ?」

幸「うん。何気に大量だから一つに纏めてるんだ」

アイス「うーわー大変そうι人数多いから仕方ないね」

紗奈華「じゃあアイスちゃんの出番だ」

アイス「え」

紗奈華「アタシはスコアつけるから。アイスはルール詳しくないし。ドリンクは一緒にやりましょ?」

幸「よし決まりだね。紗奈華は迷うと行けないから俺がコートに連れていくよ」

アイス「ええ!?あんな重量感たっぷりな洗濯物を一人でって無理!!時間内に終われる自信ないよι」


初めてのお仕事


初日だから張り切るアイスだったが、運が悪かった


目の前には大きな台車付きの籠に入った大量の洗濯物


人数が多いからメガ盛りなのは仕方がないが運ぶだけでも非力なアイスにとって、苦労するであろう代物


対する紗奈華は自らスコアをつける比較的楽な仕事を選択


あまりテニスのルールを把握していなかったアイスは自身の不運を恨むしかなった



紗奈華「あら意外にいけるじゃない。重そうに見えるけど十分一人で運べるわよ?コレ」

アイス「マジで?紗奈華が運べるなら大丈夫かも」

幸「ねぇアイスは洗濯した事あるの?大丈夫?」

アイス「寮では使用人さん達がしてたけど、くっついて見てたから大丈夫だよ」

幸「そっかそれなら心配ないね。でもアイス、気を付けるんだよ?」

アイス「え?下手だって思ってる?」

幸「うぅん、そうじゃなくて、兎に角‥ね?あまり目立つ行動は控えるように」

アイス「?」

紗奈華「‥…」

幸「じゃあアイス頑張ってね」

アイス「はーい」


何か引っ掛かる幸村の言葉


何事もなく初仕事は巧くいくのか?
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ