マイハニー
□新たな居場所
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紗奈華｢何処から話せば良いと思う？｣
アイス｢ネコちゃんと追いかけっこして来ちゃいましたって言う？｣
紗奈華｢んー流石にはしょり過ぎ？やっぱりアレの話をしないといけないか｣
幸｢アレ？｣
柳｢そう言えば､元桃園だと言うのが気になってたが…｣
やっぱり柳は鋭い所をつくのね
此処までくれば仕方ないか
紗奈華｢ええ｡アタシ達が桃園出身だって皆知ってるわよね？でもそれは何時間か前迄の話なの｣
切｢え？それって…｣
アイス｢説明しよう｡私と紗奈華は桃園をクビにされちゃったのだ｣
比｢クビって事は退学？｣
紗奈華｢まあ色々と事情があるのよ｡そもそもの原因はアイスだけどね｣
アイス｢え？紗奈華も悪いからお互い様でしょ？｣
幸｢うん､アイスが悪いね｣
アイス｢また贔屓!?｣
丸｢よしよし｣
まあ一番の理由でもあるお父様の事は伏せておこう
巻き込む訳にはいかないものね…
桑｢クビになるって普通じゃあんまりないだろ？一体何が原因だったんだ？｣
仁｢アイスの場合は成績か？おバカさんだから｣
丸｢アハハそれは有り得るかも｣
切｢うっわーアイス先輩に失礼っスよ!!ね､アイス先輩｣
アイス｢そうそう成績は関係ないんだから！決して良い方ではなかったけど｣
紗奈華｢そうね｡この子が生徒会長してたくらいだから成績なんか問題じゃないわ｣
ALL｢アイスが会長!?｣
アイス｢えっへん！凄いだろ｣
切｢流石はアイス先輩!!俺尊敬しちゃうな〜｣
丸｢お前ホントはスゲー奴だったんだなアイス！こんな会長なら毎日楽しそうだし良いな｣
仁｢退屈は確実にせんな｡アイスが会長のうちに通ってみたかったぜよ｣
幸｢信じられないなι普通は紗奈華でしょ？｣
柳｢その時点で終わってる｣
比｢桃園も落ちたものですね､あの名門校が…｣
紗奈華｢まあアイスの場合は生徒からの圧倒的な人気で会長に就任した感じね｡支持率ハンパなかったし｣
アイス｢主な仕事は副会長の紗奈華がやってくれて安泰だったもんね｣
幸｢ああそれなら納得｣
柳｢紗奈華がついてるなら巧くいくはずだ｣
アイス｢何かムカつく!!｣