A
□着信あり
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樹「198、199、200…達成!」
葵「はぁ…はぁ…残り時間、後10分でスクワット300…間に合うかなι?」
樹「必死にやっても時間的に厳しい…もしかしたら俺達が脱落者候補!?」
葵「ええ!?確かにサエさん達はもうクリアしてそうだし…何気にヤバい;;」
樹「紗奈華の事だからどんな罰を与えられるか解んないから怖いのね;;だって…」
紗奈華「ほらほら残り時間はもう10分切ったわよ?そんなノロマでよくRになれたわね」
天「スパルタ過ぎだから俺がちっとも目立ってないし!!」
黒「口答えすると酷い目に遭うぞ…こうなりゃ気合いだ」
竹刀を片手にタイマーを突きだしてプレッシャーを与える紗奈華
この二人が唯一のノルマ達成にリーチを掛けた
罵られながらも必死にスクワット
そんな紗奈華達を目の当たりにして、見えない恐怖に怯える樹と葵
ペナルティーだけは避けたい…が
紗奈華「はーい二人とも!頑張ってる?」
葵「Σ紗奈華さん!?何時の間に;;」
樹「が、頑張ってるけど間に合いそうにないのね;;」
紗奈華「やっぱりね。だったら二人には特別ルールを投入しようかしら」
樹葵「特別ルール!?」
時間と体力的にも無理だと判断した紗奈華
すると、お気に入りの二人には特別ルール発生
その内容とは?
葵「…こ、コレは?」
紗奈華「アタシのお手製スペシャルドリンク」
樹「スペシャル…何が入ってんの?」
紗奈華「企業秘密♡コレを完飲したらスクワット免除してあげるわ」
葵「ええ!?」
紗奈華が二人に渡したのはお手製ドリンク
ペットボトル一杯に入った真っ黒な妖しい液体X
全て飲めば地獄の特訓を免れる
紗奈華「アタシの手作りだから美味しいはずよ?さあ飲んで」
樹「こ、怖いけど…いただきます!!」
葵「うっ…美味しくいただきます!」
紗奈華「もっとよ…そのままの勢いで飲み干しなさい」
樹「うぅ…喉を通らなi…」
紗奈華「クスクス…どうしたの?その今にも泣きそうな表情たまらないわ…最後の一滴まで残しちゃダメよ?」
葵「っ…何とも言えない味…でも憧れの紗奈華さんの手作り、残さず飲まなきゃ」
紗奈華「ほらほら剣太郎、さっきから全然減ってないわよ?男ならチビチビ飲むんじゃなくて一気に流し込みなさい」
葵「んぐっ…苦し…」
紗奈華「ちょっと二人とも!ちっとも美味しそうに見えないわよ?ホントに完飲するつもりあるの?」
樹葵「…はっはい;;」
妖しいドリンクを竹刀でシバかれながら飲まされる
Sスイッチが入った紗奈華は誰にも止められない
樹「…グハッ…も、無理…」
葵「Σいっちゃん!?」
紗奈華「はい、脱落1号。あんたは?」
葵「ひっ…頑張ります!!」
紗奈華「いっちゃんの分も綺麗に飲むのよ」
葵「むっ無理;;」
飲めなければ脱落者
ペナルティー免除の行方は?