A

□赤ずきん黒ずきん
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アイス「紗奈華にお披露目行ってきま〜す」

ALL「行ってらっしゃい」


特に仕事をやる訳でもなく、お揃いの頭巾を持ってお隣へ


誰も咎めずセルフで頑張る氷帝R陣は赤ずきんちゃんを暖かく見送る


目指すは隣の青学コート





アイス「ハロハロお疲れちゃ〜ん☆紗奈華居る?」

桃「この声は…アイス先輩!!お疲れっス」

アイス「ピーチキャッスル!!何か疲れてるみたいだけど大丈夫?」

桃「紗奈華先輩のスパルタメニューがキツくてι何とか生きてます!て言うか先輩、ソレ」

アイス「ん?」

桃「捕まえた♪(抱」

アイス「うぎゃっ!オオカミさんに捕まっちゃった」

桃「何かのサービスですか?そんな可愛いと食べちゃいますよ」

アイス「やーだー食べちゃダメ」

桃「丁度腹ペコなんスよね、いただきま…Σグハッ」

アイス「え?」


とか、オオカミな後輩くんに接触するなり捕らえられた


冗談だが危うく食べられそうになった瞬間、鈍い音が


フラッと倒れる桃ちゃん


地上に転がるボール


何がおきたかと言うと…




越「くだらない事してないで戻って真面目にしてて下さいよ、桃先輩。紗奈華先輩の仕事増やさないでくれます?」

アイス「り、リョーマ!?どうしようピーチキャッスルが死んじゃった;;」

越「バッカじゃないの?これくらいじゃ死なないよ」

アイス「何!?バカじゃな…あれ?ジャージはどうしたの?」

越「どうしたって、本気で聞いてんの?」

アイス「うん?」

越「昨日泣き虫などっかの誰かさんに貸してあげたきり返ってこないんだけど」

アイス「…え」

越「あれだけ迷惑掛けといて忘れたとか言わないよね?」

アイス「What?」


赤ずきんちゃんを助けた狩人は天敵おチビ


夢だと思ってた出来事が実は現実


まさかの言葉に…



アイス「夢だけど夢じゃなかった!!」

越「は?何それジ●リの回し者!?」

アイス「だって昨日のは夢だって思うじゃん!ニオくんと違ってあんな優しいのリョーマじゃないし…」

越「ふーん‥先輩の優しさは素直に受け入れて俺のは夢で済ませるんだ?」

アイス「や、あの…ゴメンなさい」

越「もう泣いてても見付けてなんかやんない‥バカアイス」

アイス「ゴメンって言ってるじゃん!バカリョーマ」

越「どの口が言ってんの?」

アイス「や〜‥いひゃい;;」


ちびっこ同士のデュエル勃発


バカの言い合い&頬っぺのつねり合い


お互い全力容赦なし
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