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□赤ずきん黒ずきん
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芥「ねぇねぇ何してんの?」
向「さっきからコソコソ何作ってんだよ」
滝「気になる?ふふ、完成したから見せてあげようか。アイス、こっちにおいで」
アイス「はーい」
気になるちびっこ三人で問い詰める
漸く作業を終えた滝がアイスに手招き
ヒョコヒョコ歩み寄るアイス
すると…
フワッと頭から何かを被せられた
アイス「え?」
芥向「うわ〜可愛い!!」
滝「でしょ?」
その正体は…
芥「リアル赤ずきんちゃんだ!!アイスちゃん可愛E♪」
向「うん、スッゲー似合う//」
鳳「アイス先輩だから可愛いんですよ♡待ち受けにしても良いですか?」
宍「まあアイス自体がメルヘンだから似合って当然だな」
跡「確かに…いやいや、紗奈華が喜びそうだ」
アイス「ねぇ萩、コレって…」
滝「勿論UVカットされてるから安心して?暑さに弱いアイスの為に愛を込めて」
アイス「私の為に?わ〜嬉しい!有り難う」
滝「気に入ってくれたなら嬉しいな♡それにアイスのラッキーカラーは赤だって言ってたから丁度良いかなって」
アイス「アイス感激!!萩ってどうして私の欲しいモノが分かっちゃうの?」
滝「ん?だって愛してますから」
アイス「!…結婚して下さい」
跡「オイ!」
そう、コソコソ作っていたのは日除けアイテム
UVカット仕様の生地で、内側にはレースを縫い合わせた可愛らしい代物
本日のラッキーカラーは赤
まるで絵本の中から飛び出してきたようなリアル赤ずきんちゃん
芥「ね、アイスのもあるなら勿論紗奈華のもあるよね?」
アイス「私も紗奈華とお揃いが良いな」
日「紗奈華先輩の…見てみたいです//」
樺「…ウス……」
アイスがあるなら紗奈華にも?
各々が期待の眼差しを向けて身を乗り出す
滝「アイスならそう言うと思ったからちゃんと用意してるよ」
アイス「マジマジ〜?流石は萩だね!どんなのか気になる〜」
滝「じゃあ見せちゃおっかな」
皆が注目する中で後ろ手に隠していたモノをお披露目
それは
アイス・芥「黒ずきんちゃんだ!!」
そう、女王様のラッキーカラーは黒