A
□コンビネーション
3ページ/11ページ
〜青学・氷帝〜
乾「全員揃ったかな?手塚と跡部が復活するまで俺と紗奈華が代理を勤めるから宜しく頼むよ」
紗奈華「今回もアタシがみっちり皆を鍛えてあげるわ」
宍「今日は紗奈華か…どんなハードメニューを考えてきたのか気になるな」
鳳「更に乾さんも一緒ですからねι」
日「あの怪しい液体だけは避けたいところだ」
スパルタ紗奈華が担当となれば相当な覚悟が必要だと気合いの入るR陣
気になる内容は…
大「ストレッチの後にオープンニージャンプ・ダブルニージャンプ・オープンスクワットを各100回!?こりゃ大変…」
菊「しかもその後に腹筋と背筋の4バージョンを30回の5セットか…きっつー」
不「それだけじゃないよ。短距離ダッシュと背面走を10本1セットを5回…流石は紗奈華、最初から飛ばしてくれるね」
越「これも序章のウォーミングアップですよね」
向「今回もスゲーな。紗奈華は軍隊でも作る気かよι」
紗奈華「今日は優しい方でしょ?各々の項目に制限時間があるからチンタラしてる暇はないわよ」
乾「時間内に達成できなければその場でペナル茶を飲んでもらうよ」
all「ペナル茶!?」
紗奈華「赤くて辛い魅惑のドリンク…見た目だけで恐怖を感じさせるって素敵ね。皆もやる気になるでしょ」
all「恐怖しか感じねぇよ;;」
紗奈華「さぁ皆張り切っていくわよ!軽いウォーミングアップのつもりで頑張ってね」
のっけからハードに攻める紗奈華
ペナルティーの恐怖に怯えながら必死のトレーニングが始まった
鞭100%の紗奈華はこの現状を思いっきり楽しんでいる
乾「随分と楽しそうだね。この後はどうするんだい?」
紗奈華「そうねぇ…素振り1000回でも良いけど実戦練習とか?」
乾「折角氷帝と組んでるからランキング戦なんて面白いかもね」
紗奈華「ミックスダブルスでもよくない?カワイコちゃん同士でペアも作れるし」
乾「因みにどんな組み合わせを考えてるんだい?」
紗奈華「例えば菊ちゃんとがっくんのアクロバティックペアとか!目の保養にもなるわ」
乾「悪くないけど二人とも我が強いからぶつかる可能性が高い。試験的になら有りかもだけど」
紗奈華「あらそう?他にも色々考えてるから試しましょうよ」
跡「まともに取り合う事はねぇぞ乾。どうせまたコイツの独断と偏見だろ」
紗奈華「あん?もう戻って来たの?早かったわね」
ダブルスの組み合わせで盛り上がっていた所に瀕死状態だった跡部と手塚の御帰還
乾「もう具合の方は大丈夫なのか?」
手「アイスのラッシーに救われたんでな…まだ痺れが残るが遅れてしまった分を取り戻すぞ」
紗奈華「あらあらアイスが助けたの…アイツまで助けなくても良かったのに」
跡「アイスはお前とは違うんだよ。俺様が居なくて寂しかっただろ?紗奈華」
紗奈華「全然。そう言うのはいいから二人とも、遅れたから皆の倍の量をこなしてよね」
乾「紗奈華それは…」
手「いいだろう。行くぞ跡部、制限時間も有るようだから油断せずにいこう」
跡「アーン?今からあの量って…お前どんだけ真面目なんだよ」
紗奈華「さっさと行かないとペナルティーよ」
例え相手が弱っていても容赦なし。