マイハニー
□運試しデート
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途中合流して駐車場を目指したアイスと紗奈華
目的地には着いた
でも行けるに行けない
まさかアイツが居るなんて…
アイス「どっどうしよう紗奈華!あんなのが居たら行けないよ」
紗奈華「どうするって逃げるしかないでしょ」
アイス「逃げるって何処に…Σはっ」
紗奈華「どうしたの?」
アイス「見付かっちゃったかも;;」
紗奈華「何!?隠れてる意味ないじゃない!」
アイス「ゴメン紗奈華…逃げよう!斧持った方と目が合っちゃったんだよぅ!!」
紗奈華「はあ?何目なんか合わせてんのよ!そんな事したら見付かるに決まってんでしょ!」
アイス「でも一瞬だけだよ?直ぐにパって逸らしたから大丈夫だよ……多分」
紗奈華「あんたの多分はアテになんない」
アイス「だってぇ…」
紗奈華「だってじゃない」
トコトコ
紗奈華「もしあんな妖しい奴に捕まったらどうなると思ってんの?」
アイス「どうって?改造人間にされちゃうとか?」
紗奈華「え?まあそんな感じ?監禁されてバラバラにされちゃうかもね」
アイス「バラバラ!?うっそヤだよι」
コツコツ
紗奈華「て言うかそもそも何でこうなっちゃったのかしら」
アイス「日誌にジェイソンが来るって書いたからかなぁ…」
紗奈華「そんなバカな事書いてたの?ちゃんと仕事してた?」
アイス「してるよ!!もう紗奈華までバカって言わないでっ」
紗奈華「だって他に言いようが無いもの」
アイス「何それ酷くない!?」
ザザッ
論点が徐々にズレてきた二人
隠れていた事を忘れてちょっとした口論に発展
だが、喧嘩をしている場合ではない
アイツ等が近付いて来ている
それに気付かず言い争っている
紗奈華「大体アイスは……!!」
アイス「どうしたの?紗奈華」
『みーつけた』
アイス・紗奈華「きっ来た;;」
ジェイソンsが二人の目の前に迫っていた