マイハニー
□新生マネージャー
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宿舎に到着───
アイスと紗奈華がバスに居残り､他の皆は他校と合流した
丸｢うわーやっぱ揃ってんな｣
幸｢俺達だけが遅刻だね｣
柳｢一時間以上も遅れてるぞ｣
切｢寝起きドッキリが失敗した時点でダメでしたね｣
とか遅刻して皆を待たせて居ること等お構い無しに暢気に反省会
跡｢やっと来やがった…お前等遅ぇよ！この俺様をまたせるなんて王者っつーのはそんなに偉いのか？｣
幸｢会って早々嫌みを言ってくるなんて野蛮だね｣
跡｢あ？｣
手｢2人とも止めないか｣
跡｢…そう言えば､アイスと紗奈華は何処に居る？｣
幸｢あ､うんあの2人ね…｣
跡｢まさか来てねーとは言わないよな？｣
手｢他の者も楽しみにしている｡それにマネージャーが不在とは困るが…｣
幸｢いや大丈夫｡居るには居るんだ…でも､後から合流するから｣
跡手｢え!?｣
幸｢実は俺達もよく把握出来てないんだけど､遅れてもちゃんと来るから先に始めていよう｣
手｢…仕方ないな｡まあアイス達以外は揃っているから一先ず宿舎に向かうか｣
ちょっとした部長会議
二人の不在に何かしらの不安を抱きながらも話は纏まった
跡｢全員集合！一度しか言わねぇから聞き逃すなよ｣
幸｢今から一旦各自部屋に荷物を置いて､着替えたら30分後にロビーに集合｡揃った時点で練習開始するよ｣
手｢遅れた者はトラック20周だ｡部屋割りは此処の掲示板に掲載している｣
跡｢各自で確認してさっさと遅れないように行動するんだな｡一時解散｣
ALL｢はい!!｣
部を纏める者同士が仕切る現場は物凄く順調に事が運ぶ
皆も指示通りに動いて掲載された部屋へと直行
誰も居なくなった駐車場
ぽつんと取り残されたバス
紗奈華｢よし､これで皆居なくなったわね｣
アイス｢ねぇ紗奈華､此処で何するの？｣
紗奈華｢生まれ変わるの｣
アイス｢え？｣
車内のカーテンを閉めきって周りに人気がない事を確認する紗奈華
そして不安げに見つめるアイス
一体何が始まるの？