マイハニー

□青春の液体X
1ページ/11ページ

氷帝にお使いに行った後の放課後


〜部室〜



アイス「あれー?ない…何で?」

紗奈華「本当に此処に置いたの?」

アイス「うん、お昼ごはん食べてからずっと」

紗奈華「だったらどうして?」

幸「探し物はコレかな?アイスちゃん」

アイス「幸村くん!?」


跡部の車で送って貰い、皆に気付かれないように部室へ戻って来ては鞄を探す


だが、魔王は全てお見通し


幸「お帰り紗奈華。氷帝はどうだった?」

紗奈華「どうって最悪‥あ、でもお気に入りの子達に会えたから良かったかも」

アイス「ラブラブだったもんね、紗奈華」

仁「アイスは何もなかった…訳ないか」

紗奈華「ああ氷帝着く前に山吹のナンパ野郎が居るじゃない?そいつに求愛されてた」

仁丸切「求愛!?」

幸「まあ詳しい話は紗奈華から聞こう。その前にアイス」

アイス「‥はい」

幸「罰として今すぐ備品整理ね。それと、明日青学にお使い宜しく。今度こそ失敗は許さないよ?(黒」

アイス「はっはい;;」

幸「よし。じゃあ他の皆は練習に戻って。紗奈華は事情聴取…あ、アイスを手伝っちゃ駄目だよ?罰なんだから」

切「アイス先輩ゴメンなさい…」

仁「すまんなι頑張りんしゃい」

丸「……」

アイス「あう…頑張ります」




ポツンと一人残され備品整理


何とも言えない孤独感と幸村への恐怖心が増した


一人寂しくボールを磨いていると



丸「アイス」

アイス「はっはい!サボってません!!すいません」

丸「あ、ゴメン。幸村君じゃないから安心しろぃ?」

アイス「ブンちゃん?」


背後からの声にビクッと肩を震わせ怯えるアイス


だが、声を聞くと恐怖の魔王でなく丸井くん


丸「今日は大変だったな」

アイス「うん。でも楽しかった」

丸「そっか。明日は青学…本当は行って欲しくない」

アイス「へ?でもお仕事だから」

丸「分かってる‥でも、今日みたいにアイスが他の男に絡まれたりするのはヤだ」

アイス「ブンちゃん?」

丸「出来る事ならついて行きたいんだけど‥コレ」

アイス「おおっR専用テニスウェア!!」

丸「アイス一回着てみたいって言ってたじゃん?だからオレの貸してやる」

アイス「マジで!?」

丸「うちの奴だって一発で分かるし、迷子になっても役立つだろ?」

アイス「わ〜ブンちゃん天才+」

丸「だろぃ?だから絶対着てけよ(本当は虫除け対策なんだけどな」

アイス「絶対?」

丸「お前を誰にも渡したくないからせめてもの牽制……返事は?」

アイス「はっはい」

丸「よし、明日は失敗ないように頑張って来い!何かあったら直ぐオレに連絡な」

アイス「うん」


心強いグッズを手に入れた


さあ青学にLet's GO
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ