マイハニー
□青春の液体X
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氷帝にお使いに行った後の放課後
〜部室〜
アイス「あれー?ない…何で?」
紗奈華「本当に此処に置いたの?」
アイス「うん、お昼ごはん食べてからずっと」
紗奈華「だったらどうして?」
幸「探し物はコレかな?アイスちゃん」
アイス「幸村くん!?」
跡部の車で送って貰い、皆に気付かれないように部室へ戻って来ては鞄を探す
だが、魔王は全てお見通し
幸「お帰り紗奈華。氷帝はどうだった?」
紗奈華「どうって最悪‥あ、でもお気に入りの子達に会えたから良かったかも」
アイス「ラブラブだったもんね、紗奈華」
仁「アイスは何もなかった…訳ないか」
紗奈華「ああ氷帝着く前に山吹のナンパ野郎が居るじゃない?そいつに求愛されてた」
仁丸切「求愛!?」
幸「まあ詳しい話は紗奈華から聞こう。その前にアイス」
アイス「‥はい」
幸「罰として今すぐ備品整理ね。それと、明日青学にお使い宜しく。今度こそ失敗は許さないよ?(黒」
アイス「はっはい;;」
幸「よし。じゃあ他の皆は練習に戻って。紗奈華は事情聴取…あ、アイスを手伝っちゃ駄目だよ?罰なんだから」
切「アイス先輩ゴメンなさい…」
仁「すまんなι頑張りんしゃい」
丸「……」
アイス「あう…頑張ります」
ポツンと一人残され備品整理
何とも言えない孤独感と幸村への恐怖心が増した
一人寂しくボールを磨いていると
丸「アイス」
アイス「はっはい!サボってません!!すいません」
丸「あ、ゴメン。幸村君じゃないから安心しろぃ?」
アイス「ブンちゃん?」
背後からの声にビクッと肩を震わせ怯えるアイス
だが、声を聞くと恐怖の魔王でなく丸井くん
丸「今日は大変だったな」
アイス「うん。でも楽しかった」
丸「そっか。明日は青学…本当は行って欲しくない」
アイス「へ?でもお仕事だから」
丸「分かってる‥でも、今日みたいにアイスが他の男に絡まれたりするのはヤだ」
アイス「ブンちゃん?」
丸「出来る事ならついて行きたいんだけど‥コレ」
アイス「おおっR専用テニスウェア!!」
丸「アイス一回着てみたいって言ってたじゃん?だからオレの貸してやる」
アイス「マジで!?」
丸「うちの奴だって一発で分かるし、迷子になっても役立つだろ?」
アイス「わ〜ブンちゃん天才+」
丸「だろぃ?だから絶対着てけよ(本当は虫除け対策なんだけどな」
アイス「絶対?」
丸「お前を誰にも渡したくないからせめてもの牽制……返事は?」
アイス「はっはい」
丸「よし、明日は失敗ないように頑張って来い!何かあったら直ぐオレに連絡な」
アイス「うん」
心強いグッズを手に入れた
さあ青学にLet's GO