マイハニー
□初めてのお使い
1ページ/7ページ
授業をごっそりサボってしまった
部の評判を若干落としてしまったその代償は?
幸「紗奈華には肉体的罰を与える訳にはいかないもの」
紗奈華「当たり前よ」
アイス「オイオイ私だったら良いのかい?」
幸「アイスだったら何しても大丈夫かなって」
アイス「何それ!大丈夫じゃないし!!」
紗奈華「よしよし(撫」
幸「2人にはお使いに行ってきてもらおうかな」
アイス「お使い?」
幸「もう直ぐ夏休みでしょ?夏の大会もあるし、他校合同で毎年合宿が行われるんだ。俺達は特例で夏休み前から行くんだけど」
紗奈華「合宿?」
幸「そう。今年は立海・青学・氷帝の三校が前半を共に過ごして、後半からは途中参加の学校が幾つか増えて強化合宿」
紗奈華「はぁ?ちょっと待って…その、氷帝が…でもアタシ達は関係ないから参加しなくても良いのよね?」
幸「え?アイスも紗奈華も参加必須だよ。今年はマネージャーで参加するのは君たちだけなんだから」
アイス「マジマジ〜?やっほい皆とお泊まりなんて楽しそう♪」
紗奈華「はあ?絶対ダメよ!!何があってもお断り!」
幸「ふふ、アイスは無邪気と言うか軽いなぁ。それにしても紗奈華はどうしてそんなに嫌がるの?」
アイス「紗奈華はね、氷帝苦手なの」
幸「へ?」
部室で言い渡された罰はお使い
他校と合同で行われる合宿
アイスはワクワク、紗奈華は異常な拒否反応
幸「これが買い物リストね。後はついでにコレを氷帝まで宜しくね?」
アイス「はーい」
紗奈華「思いっきりパシり?あそこだけは絶対に嫌…」
幸「あ、飲料関連は近くのスーパーでも大丈夫だから」
アイス「ねぇねぇ幸村くん」
幸「ん?どうしたの?アイス」
アイス「スーパーってなに?」
幸「……うん?」
紗奈華「庶民が買い物する所。手軽な価格でほぼ何でも置いてる…らしい」
アイス「そうなんだ?便利だね」
幸「アイスはスーパーも知らないの?」
紗奈華「アタシ達はお取り寄せで大体済ましてるからそんな所行かないのよ元々。でもまあアイスは筋金入りの世間知らずだから」
幸「そ、そうなんだι」
世間知らずなアイスと氷帝嫌いな紗奈華
資料とリストを手にいざ出発!!