A
□訳あり彼女
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内緒でお使いにやって来たのがバレたかも知れない
此方に接近中のR陣に未だ気付かないアイスと紗奈華
もしもの時は殴り込み上等な皆に取り敢えず任せる事に
見えない恐怖に脅かされながらも鍛練を再開
紗奈華が与える次なる試練とは
紗奈華「先ずは準備運動をしっかりなさい!持久力を高める為にサバイバル競走をやるわよ」
アイス「サバイバル?」
葵「どう言うこと?」
紗奈華「ルール説明するわね。皆にはこのトラックを体力が続くまで無限に走ってもらうわ。最低ラインは30周!それ以下だと罰ゲーム。基準値以上で脱落していく人達にも何かしらの事が起こるわ。最後の一人が決まるまで止まらないでね?」
黒「…何が起こるか分かんない所が怖ぇな;;」
亮「流石は紗奈華。良いね、何だかゾクゾクしちゃう」
紗奈華「生き残りたければ走りなさい?簡単でしょ」
葵「紗奈華さんの仰せの通りに!!僕頑張ります!」
まさにサバイバル
走るのを止めれば恐怖の罰ゲーム
誰もが避けたい所だが許されない
皆は渋々スタート地点へと集結
記録者は勿論紗奈華
トラックの真ん中で皆を監視
紗奈華の期待に応えたい面々は気合い十分
そして
天「アイスちゃ〜ん」
アイス「なぁに?ダビちゃん」
天「もし俺が最後まで生き残ったらさ、その時は俺と付き合ってくれる?」
アイス「え?(付き合うって何処までだろう…保健室とか?)良いよ、生き残ったらね」
天「まっマジで!?」
一か八かの要請にまさかの勘違い返答
お互いに意味が違って交わってないが交渉成立?
黒「ちょっと待った!アイスは本当にダビデで良いのか?」
アイス「へ?」
黒「そんな簡単に返事しちゃダメだろ。俺が勝つって事も有り得るし?」
アイス「う〜ん、確かに春兄の方が体力あるし勝ち残るかも!」
黒「だろ?だから俺と…」
佐「俺と…、何?」
黒「っ…サエ!?何時の間に;;」
佐「随分と面白そうな話してんじゃん?俺も混ぜてよ」
更なる交渉にボス虎乱入
天「だーかーらー何でバネさん達が入ってくんの!折角のチャンスが…」
佐「抜け駆け禁止。ここは男らしく正々堂々勝負しない?俺たちの中で生き残った人がアイスを手に入れられるって事でどう?」
黒「そりゃ面白い!乗った」
佐黒天「絶対に負けらんねぇ!!!」
アイス「ワォ何か皆燃えてるね!頑張れ〜」
アイス獲得の為に勝負に燃える男逹
勝負の行方は?