A

□着信あり
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目的地の六角に到着


道中ハプニングや色んな再会を迎えたが、無事にお使い終了


魔王様に見付かる前に宿舎に戻ろう!


資料を渡して帰ろうとした二人の前に立ちはだかるR陣


そのまま居残る事になってしまった













紗奈華「全員注目!今から昼食前のメニューを発表するから一人残らずこなしなさい!」

葵「はい!紗奈華さんの為ならどんな事でも頑張ります!!」

樹「俺も負けないのね!!」

亮「まあ紗奈華の前では格好悪い所は見せられないけど、問題は内容だよね」

黒「えーっと、何だ?先ずはウォーミングアップとして腕立てと腹筋200回にスクワット300回!?」

天「何!?のっけからキツい…地獄だ;;」

佐「流石は紗奈華、容赦ないね」

紗奈華「何?何か文句でもあんの?折角残ってやってんだからコレくらい余裕でしょ?時間制ありだから脱落者はペナルティー付き!」

ALL「ペナルティー!?」

紗奈華「此処ではアタシが法律よ!逆らう奴は勿論居ないわよね?…さっさとやれ」

ALL「はっはい;;」


てな感じに女王紗奈華に鍛えられるR陣


皆必死に指示通りに動く…が




亮「もしもしアイスちゃん」

アイス「なぁに?」

亮「そんなに見られたら照れちゃいますよ?」

アイス「だって見てたいんだもん…ダメ?」

亮「ん?ダメじゃないけど、淳が妬いちゃうかも」

アイス「いや〜王子様が髪の毛長かったらそんな感じなのかなぁ…って思って」

亮「そうだね、でも前は淳も長かったんだよ?こんな感じに結んでて…」

アイス「そうなの!?あのさあのさ、亮くん亮くん!」

亮「ふふ、今度は何?」

アイス「あのね、ちょっとコレつけてみて?」

亮「え?」


腹筋する亮君の傍から離れずにじっと観察するアイスちゃん


キラキラ王子の片割れだと知れば興味が湧きまくる


キャップと引き換えにある物を差し出してみた


それは…


亮「…こんな感じ?」

アイス「王子様だ!!ロン毛もアリだね!カッコイイ」

亮「本当?だったら僕と淳とドッチが好き?」

アイス「え?難しいなー…選べないよぅ」

亮「クスクス…返答次第でそのパンダを消しちゃうかもね」

アイス「ええ!?だ、ダメ!亮くんの意地悪」

亮「ゴメンゴメン、真剣に悩むアイスが可愛かったからつい」


ハチマキ装着に興奮するアイス


そんなアイスに究極クエスチョン


仲良さげな二人を傍観するは…



黒「…何かイラッとくるな、アレ」

紗奈華「まあキラキラ王子要素が入りまくりだから亮も王子に見えてるかもね」

亮「あ、ゴメンね紗奈華。コレは浮気じゃないよ?僕にとってアイスは可愛い妹みたいな感じだから」

紗奈華「や、弁解要らないからノルマをこなせ」

亮「…相変わらず厳しいな。愛の鞭だと思って頑張るか」


紗奈華に誤解されないように振る舞うも空振り
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