A

□アニマルパニック
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お昼休み───


朝から紗奈華の愛情たっぷり魔界フルコースを堪能した面々


気力回復にと更に妖しい紫色したお粥でWパンチを食らってしまった


何とか遅れてやってきたアイスの胃に優しい特製中華粥とスープで、ぶっ飛んだ意識や気力を回復中


皆が完璧に復活するまで部屋で待機となったアイスと紗奈華






───大人しく過ごしていたが…



コンコン



アイス「今日の練習メニューってコレ?何時もだけどちょっと厳し過ぎない?」

紗奈華「え?午前中サボったんだからこれくらいやるのは当然でしょ」


コンコンコン


紗奈華「でね、今日の担当も昨日と一緒でいいかしら?出来れば暫くそうしたいんだけど…はい、チェックメイト」

アイス「あぅー‥リベンジだ紗奈華!青学担当は任せるよん。リョーマや不二子ちゃん抜きの平穏な日々が続いて嬉しいし♪」


ドンドンッ


アイス「でも一回は四天にもついてみたいなぁ〜楽しそうだよね」

紗奈華「何時でも抜けて遊びに来れば?てか、ゴメン‥一体何なのよ……」


ドンドンドンッ


紗奈華「さっきから煩いってば!!」

『あ、ゴメンね。邪魔したかな?』

紗奈華「邪魔でしかないわ」



クラシックを流して優雅にチェスをしながらの担当会議を邪魔するノック音


騒がしさにぶちギレた女王様


ドアの向こうに居るのは一体だぁれ?




紗奈華「アイスちゃんゲームはここまでよ。そのままステイして続きは夜ね」

アイス「良いところだったのに残念だな」

紗奈華「その残念ついでにお客さんよ」

アイス「え?」


逆転のチャンスだったが中断して来客をお出迎え


やって来たのは




不「もう直ぐ練習始まるから迎えに来たよ」

アイス「ふ、不二子ちゃん!?」

紗奈華「アンタがわざわざ来たって事は…何か嫌な予感するわ」

不「クスッ、紗奈華の照れ屋さん。僕が来たのがそんなに嬉しい?」

紗奈華「違うから。くだらない事言ってないで目的を言いなさいよ」

不「二人に良いものを持ってきたんだ」

アイス*紗奈華「良いもの!?」
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