Ricordi ブック

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―氷帝バス前―



鳳「―…遅いですね、春奈さん達」


宍「…だな」


向「あの二人の事だから、彩奈が寝坊でもして遅れたんじゃね?」


忍「その可能性、大やな」


跡「ちっ。あれほど遅刻するなと言ったのに…」


日「あ、来ましたよ」



彩奈「っ遅れました!」


跡「ったく…何分待ったとおもっているんだ!」


彩奈「わ、ごめんなさい!」



 来て早々怒られちった…。



芥「でもでも〜、彩奈はともかく春奈が遅刻するなんて珍しいC〜」


春奈「…お姉ちゃんが寝坊するから…」


彩奈「だって起こしてくれなかったよ!?」


春奈「普通は自分で起きるもんだよ!目覚ましか何かセットしてなかったの?」


彩奈「…してたけど…」



 …寝過ごしちゃったんだよね…;

 休日の目覚ましは慣れないんだ!



跡「まぁ、今回のところは許してやる。次は気をつけるんだぞ!いいな」


彩奈「はい!」


春奈「…私に罪はない…」



 春奈…。

 連帯責任さ;^^



跡「とりあえずバスに乗るぞ。彩奈、俺様の隣に座れ」


彩奈「うん!…ん?」


向「あっ、跡部!抜け駆けは卑怯だぜ!」


忍「せや。ここは公平に俺の隣に…」


向「どこが公平なんだよっ!?」


樺「ウス」



芥「それなら春奈は俺の隣だC〜♪」


春奈「えっ…;」


鳳「ずるいですよ、芥川さん!そんな事決まってないじゃないですか!ね、宍戸さん」


宍「え…、あ、そ、そうだな…///」


日「…何照れてるんですか…」


宍「う、うるせぇ!照れてねーよ!」



 な、何で朝から、こんな事にっ!?

















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