Il cielo ブック

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蘭「な…、何かすみませんでした。人目も気にせず号泣してしまって…」


 
 恥ずかしい…。
 
 あれから30分くらい泣いちゃったよ…。



鳳「大丈夫ですよ、ここ人少ないし」


蘭「…本当に、有難う御座いました」


鳳「いえいえ^^」


 
 …爽やかだなぁ。



鳳「そんな事もないですよ」


 
 …ん?



蘭「あの…」


鳳「はい?(にこにこ」


 
 …気の所為…だよね。
 
 うん、そうだ、気の所為だ。



蘭「では、また…後で」


鳳「はい」


 
 鳳さんと別れ、私は家へと向かった。

 

 …何か泣いたらスッキリしたなぁ。
 
 私は一人じゃないんだし、寂しくもない。 
 大丈夫だ!



蘭「よし、今日一日頑張ろう」


 
 そう意気込んで、家の扉を開けた。



 









続く.
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