氷帝

□そのままで
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「あー…」


亮くんは顔を真っ赤にして頭をガシガシかいた。なんだか可愛らしい



「忍足と、仲良く話してたから………その、気になって…」


そう言われた瞬間、嬉しさで胸がいっぱいになる。だって、亮くんてあんまりそういうこと口に出してくれないんだもん



『えへへ…』


私はつい嬉しくて、亮くんのツンツンした髪を撫でてしまった



「な、なんだよっ///」


亮くん照れ屋だから、さっきのこと言うのすごく恥ずかしかっただろうな…

……私も恥ずかしいけど、ちゃんと言おう




『さっき忍足くんとね、亮くんの話してたんだ』



「俺の…?」



『うん。あのね、亮くんと釣り合うにはどうしたらいいのかなって』



「名前…」



『でね、亮くんの好きなタイプは生意気でボーイッシュな子って聞いたから、そうなろうかなーって…。まずは髪を切ってみようかと思うんだけど、どう?』


そう言うと、ふいに亮くんのゴツゴツした手が私の手を包み込んむ



『亮くん…?』



「そのままで、いい…」



『え…?』



「そのままの、お前が、その………好き、……だから」



『り、亮くん…///?』


珍しいな…亮くんが、そんなことを言ってくれるなんて………
今日は、嬉しいことがいっぱいだな




「髪も、切らなくていい」


今度は亮くんが、私の髪を撫でる。そして愛おしそうに指で遊んだ後、



「名前の髪撫でるの、好きだし。………似合ってるし」



『………』



「な、なんか反応しろよっ…!恥ずかしいだろ!!」


亮くんがまた真っ赤になって、そっぽを向く


だって、言われた私も恥ずかしくて………///どうに反応していいかわからないよ



「と、とにかくだっ!」


仕切りなおしと言わんばかりに咳ばらいをして、亮くんは話し出す





「釣り合うとか釣り合わないとか考えなくていーから。そのままでいろよ?」



『うん!』
















そのままで











*****




苦情はチップ様のみ受付します!


宍戸…ちゃんと書けたかなーと非常に不安です。
甘になったかなー…いろいろ不安です←オイ


少しでも楽しんでいただけたら幸いです
リクエスト、ありがとうございました!




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