過去拍手

□忍足侑士
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『ねー侑士って、S?M?』



「どっちやと思う?」



『フェミニストなイメージあるから…なんかどっちもあてはまんないかも』



「へぇ。嬉しいこと言うてくれるやん」



『ん、でも変態モードの時はMだね。夜は盛ってそうだからSかな』



「なんや一気にディープな感じになりよったな」



『私も思った。最初から踏み外してしまったなこりゃ。まぁいいか』



「ええんかい!それに、変態モードってなんやねん」



『ほら、綺麗な脚見たら擦り寄ってくる時』



「そないな変なことはせん」



『嘘つけー』



「あほ。実際自分の脚見ても擦り寄ってへんやないか」



『私の脚が太いって言いたいの?』



「そないなことない。ごっつ綺麗やで」



『………なんか目線がエロいんだけど』



「そうか?自分の気のせいとちゃうん?」



『……』



「な、自分、脚綺麗やな?触ってもええの?」



『その様子だと、夜はやっぱり盛ってるね』



「無視かいな。そんなことあらへん。夜も紳士やで?」



『ちょ、肩もつな!紳士は柳生!眼鏡の上に紳士とかどんだけキャラかぶせたら気が済むのよ』



「つれへんなぁ」



『当たり前でしょ』



「せやな、自分みたいなツンツンしてる女子はいじめたくなるかもな」



『へー…そうなの?高飛車な女子には罵倒されて喜んでそうだけど。んで綺麗な脚にけられて幸せ感じてるんかと思ってた』



「俺のイメージ酷ないか…?冒頭ではフェミニストとか言うてたんに」



『ん、今見て変わった』



「ずいぶんフリーダムやね」



『まーな!つかやっぱ、ちょっとMっ気アリだね』



「そうかもな。でも…」



『っわ、何急に…無駄に近づかないで!そして無駄に触れるな!!』



「ふっ…自分、可愛いなぁ」



『は、…何言いだしてんの?』



「本音を言うたまでや。もういっぺん言うで?自分、可愛いなぁ」



『………そんな真顔で見つめられると照れるんだけど』



「あかん。もっと恥じらわな」



『知るか馬鹿』



「馬鹿?誰に言うとんの?」



『え、ちょ…』



「まさか俺に馬鹿とか言うてへんよな?」



『えーと……』



「やっぱ俺、攻めるん好きやな。自分、焦ったとこも可愛いで」



『…………キャラ変わってね?』



「せや」



『は、』



「俺は人によってSMを使いわけてるっちゃーわけや」



『…………なるほど。今までで1番まともでつまらない』



「ひとこと多いで」










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忍足は、自分の都合良いように使い分け出来そうなイメージ
リクエストして下さった方、ありがとうございました!

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