過去拍手
□切原赤也
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『赤也ってさー、S?M?』
「なんスか、いきなり?」
『え、質問』
「そりゃ、分かりますけど」
『やっぱいいや!』
「へ…!?」
『んー…秋ってなんだか疲れるなー』
「せんぱーい」
『ふぁ…眠いかも』
「せんぱーい!」
『赤也の部屋だけど、寝ちゃおうかな』
「せんぱーい!!」
『うん、そうだねー』
「まだ何も言ってないっスよ!」
『ん?そうだっけ』
「酷いっスねー先輩!」
『うん、雨ひどいね』
「会話噛み合ってねー!!俺の話聞いて下さいよ!」
『暇があったらねー』
「今めっちゃ暇そうじゃないっスか!!」
『そんなことないよ!ゴロゴロするのに忙しい!!』
「はぁ?わざわざ俺の部屋で?」
『まぁねー』
「せんぱーい。彼氏ほっとくなんて酷いですよー。せんぱーい」
『……』
「…無視っスか?(しゅん)」
『やっぱ赤也はMだね』
「な゙っ!?違いますよ!!」
『だってさー、真田にいつも叩かれてんじゃん?あれ、真田に殴られたいんでしょ!?でさー殴られたら“いてー…けど嬉しー!”とか考えてるんでしょ?』
「な、何気持ち悪いこと言ってるんスか!?ゾクッとしましたよ!!」
『ほぅほぅ。赤也は真田に殴られるとゾクゾクするのね…!これは真正のMだ…!!』
「だーーーーもうっ!!」
『赤也が構ってほしそうだったから構ってやったのにー』
「構ってほしかったっスけど、こんなんは酷いっス!!」
『はいはい、じゃあ何の用だったのー?』
「いや、…改めて聞かれると」
『ないんかいっ!』
「へへっ…雨、止まないかなー」
『無理矢理話そらしたねー。可愛くないやつ(笑)』
「可愛くなくてけっこー。雨止んだら、テニスしてぇな…」
『ほんと好きだね、テニス。あ、真田の鉄拳喰らえるからか!!』
「そのネタまだ続いてたんスか!!」
『ごめんごめん(笑)』
「でも、先輩も大好きっスよ♪」
『おっ…やっぱ可愛いww』
だきっ!
「……///」←複雑
−−ー私の彼氏はMみたい