立海
□Note In ...
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『え?赤也は今日図書室で勉強?』
とある部活の休憩時間
可愛い後輩兼私の彼氏の赤也は珍しく部活を返上してまで勉強しているらしい
「うん、そうなんだ。あまりにも英語のテストの点数が酷くてね」
「真田が図書室に強制連行したんじゃ」
『…そうなんだ。まったく赤也は』
やっぱりそんな感じだよね
あの子が勉強してるなんておかしいと思った
部活終わったら、図書室寄ってみようかな
*****
『………』
「…zzz」
『……』
「…zzz」
部活終了後、一緒に帰ろうと思って図書室に寄ってみたら
………寝てるし!!
まったくもー…
大丈夫かなほんとに
『赤也、起きて。赤也〜?』
軽く肩を揺すってみる
「んー…」
返ってきたのは唸り声のみ
『もう…赤也っ』
もう一度肩を揺すってみると、少し彼の体勢がくずれた
それでも起きない
『……はぁ』
半ば呆れていると、赤也のノートが目に入った
どれどれ…勉強してたかな?
『……』
あちゃー
図書室に来たのが私でよかったね、赤也
赤也のノートには[真田副部長の鬼!]とかゆー彼が書きそうな悪口が綴られている
ノートの端に、少しだけ字の綺麗なところがあった
それを見ると
[名前先輩に会いたい…大好き]
『…っ///』
可愛いやつめ
[私も大好きだよ]
そう書いて、今日は帰ることにした
明日の赤也の反応が楽しみだな
Note In ...
(君、もう学校閉まるよ、起きなさい)(ふへ……?ってこんな時間かよ!やっべー………ん?)(どうかしたのかい?)(な、なんでもないっス///(名前先輩め…!))
*****
わほー…なんだこれww
出たよベタ
しかも不明
ベタ好きなんだよねー ←は
ここまで読んで下さってありがとうございましたm(__)m