稲妻11ＢＬ
□また会おう
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代表落ちした…
悲しかった
愛しい人と離れちゃうから
基｢緑川！｣
緑｢ヒロト…｣
心配そうに俺をみるヒロト
緑｢気にすんなよ｣
泣きそうな気持ちをおさえ、笑ってヒロトの方を向いた
基｢………｣
緑｢俺の分も頑張ってきてくれよな！｣
基｢……緑川…無茶するなよ｣
緑｢！む、無茶なんか…！｣
基｢涙…でてるよ｣
緑｢え？｣
ぽろぽろと目から何かでていた
涙だ
基｢本当は思いきり泣きたいんだろ？｣
緑｢！｣
俺は我慢できなかった
緑｢うわぁぁぁ〜｣
ヒロトに抱きついた
よしよし、と俺の頭をなでる
基｢また、戻っておいで？チャンスはまだあるんだから｣
緑｢不安なんだ…ヒロトが俺から離れちゃいそうで｣
基｢！ 大丈夫だよ…ずっとお前が戻ってくるのを待ってるから｣
緑｢グスッ…本当か？｣
基｢あぁ｣
ヒロトは俺を優しく抱きしめた
温かい
緑｢俺、絶対戻ってくるから！だから…それまで待ってて｣
基｢うん、楽しみにして、待ってる｣
愛しい人との別れ
少しの間離れちゃうから今はヒロトの温もりを覚えていたい
でも、絶対また君の元へ戻ってくるからな