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□貞操の危機を感じます
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『おはよう、喜多!!』
「!!!!」
その声のする方へおそるおそる喜多は振り返った。
「要……」
案の定、最近の喜多の悩みの種である要がにっこり笑いながらこちらに手を振っていた。
『あぁ!!今日も可愛いね喜多!!どう?今日うち来る?』
「冗談はやめてくれ」
『やだな〜、冗談じゃないよ。本気だよ。』
「………」
『おーい、喜多?反応して〜』
「に、西野空ぁ!」
「わぁ、どうしたの喜多」
「要が、要が…」
「ちょっと要〜、喜多泣いてるよ」
『ふふ、泣く喜多もたまりませんな』
「だってさ喜多」
「……助けてくれ」
要は1年の時からに喜多にこのようなことを毎日してきていた。2年では運悪く、同じクラスになってしまい、授業中も気が休まることはない。
『ねぇ、親友の西野空。喜多はいつになったらあたしに振り向いてくれるんだろ。』
「知らないよ。てか、いつのまに僕要の親友になったの」
『あたしは本気なのにな〜』
「僕の質問は無視ぃ?…いっそのこと襲っちゃえば?」
『!なるほど!!』
「おい、2人とも…そうゆう話は普通俺のいないところで話すものじゃないのか?
『じゃあ、場所移動しよっか』
「いないところでもそうゆう話はするな!」
『なんなの喜多は!?あたしは本気なのに!!』
「い、今の話と何が関係あるんだ?」
『だってさ〜、いつも喜多は迷惑そうな顔して…』
「いや、実際迷惑なんだが…」
『嫌なの!?嫌なのこんなこと毎日されるの!!』
「………い…嫌では……ない」
『!!!!』
「えぇぇ〜!?」
『ふふ、照れる喜多…可愛いではないか。よし、今日うちに泊まっていきなさい。』
「そ、そうゆうのはいいと言っていないぞ!」
『え…じゃあ何?何から始める?』
「その前にまだ付き合ってないだろ!!」
『まだ?まだということはこれから付き合うってことだよね!ね!』
「!!勘違いするな!!」
『喜多〜、今顔真っ赤ですごく可愛いよ!』
「え?何?僕置いてきぼり?」
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