ブルーすかい。

□チョコ焼き
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「そのへんにしてあげてください。」






そこで救世主の登場。黒子くんである!






「て、テツくんがそういうなら…。」






うぉおおおい!?軽すぎねぇか!?
まぁ、私の手をしっかりと握っている彼はゲラゲラといまだ笑ったままなんですけれどもね…。
そうしていると、トントンと肩を叩かれた。






「やぁ、楽しそうだね、テツヤ、桃井、大輝、それに奈々。」







「赤司くんだー、将棋部には勝てたー?」






「もちろん、僕が負けるなんてありえない。」







やー…いつ聞いても思うんだけど、その自信は一体どこからやってくるのでしょうか…。
私が苦笑いしていると、何かに気がついたような顔を赤司くんがしたあと、スッと手が伸びてくる。
こう、頬に手を伸ばされてそっと添えられたわけなんだけど…。
え、えと?なぜそこで顔が近づいてくる?ん?
そこでグイッと腕を引かれ、誰かの胸の中にボスンッと私の体が収まる。







「て、てめ!何してくれやがるんだよ!」






「何って…、挨拶?」






「だああああここは日本だっつの!」







「あぁ、そうだったね、すまない。」






目の前にはケロリとした顔をした赤司くんと、ふーっとまるで威嚇している犬のような顔の大輝の顔が頭の上にあった。






「なんていうか…奈々ってさ…、トラブル体質だよね…。」






そうぼそりとさつきがつぶやいたのもうなずけた。
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