:::::::::ログ::::::::::
※バグって敗者シリーズが消えました。花道と越野の永眠を祈ります涙(不評だったけど敗者シリーズ好きだったのに)









藤真
「今年もやって来たな・・・・にっくき花粉の季節がぶぇっくしょい!!!

一志
「汚い」

藤真
「あぁ!?なんだと一志!もっかい言ってみひゃくしょいっ!!!

高野
「健司くーん、ひゃくしょいっ!ってなぁにぃ」

藤真
「うるへー!(鼻かみながら)つか高野、花形どこいった花形」

高野
「えー?なんか1年女子に呼び出されてた」

藤真
「な!!・・・ちくしょうあいつ花粉症じゃないのをいいことに・・・!」

一志
「いやそれは違うと思う」

高野
「藤真この季節になると告白数ガタ落ちするもんな(^ω^)」

永野
「ちょ、何その顔文字」

藤真
「しょーがねーだろ!花粉をなめんなよお前ら、マジつれーんだぞべくしょい!!!

永野
「普通にくしゃみしろよ・・・・」

ガラっ

藤真
「あ!花形!」

高野
「おいおいてめーどうだったよ?告られた?」

花形
「ん?うん、いやよくわからなかった」

高野
「え、何それ」

永野
「バスケやってる時以外の花形に近付くのは気が引けるよな・・・」

藤真
「なー花形!ティッシュなくなっちまったんだよ買いにいこーぜ!」

花形
「あ、うん」

一志
「(阿吽?)」

永野
「(一緒に行くんだ・・・)」

藤真
ヒャクショウ!!!っあーちくしょう!目ぇかいー!」

花形
「おい、かくなよ藤真」

永野
「(百姓?)」

藤真
「だって花粉が・・・」

花形
「目薬やるから。ほら」

藤真
「さして花形ー」

高野永野一志
「「「(花形IS良妻・・・・!!!)」」」






20080228
015/翔陽高校(良妻というより賢母)/花粉症!



 
越野
「あれ」

「「「「・・・・・・・」」」」

仙道
「"どっキュン☆秘密の保健室〜保健医ありすはキ・ケ・ン〜"」

福田
「読んだな」

植草
「なんだよこれ」

仙道
「AVだねぇ」

越野
「なにサラッと言ってんだよ!!!」

仙道
「あははは!越野照れてる!」

越野
「さわやかに笑うな!!!」

福田
「どこにあったの?」

越野
「そこそこ。そこのロッカーの前」

植草
「おいおい魚住さんだよ・・・・!」

仙道
「ま、魚住さんも男だから」

福田
「そうだな」

植草
「入れとこう」

魚住
「俺がなんだって」

越野
「わ!出た!」

魚住
「あ?」

越野
「いやいやなんでもないですよ!」

魚住
「お前ら・・・なにコソコソやってる」

越野
「いやあのその・・・」

魚住
「見せろ!」

越野
「わー!」

魚住
「・・・・どっキュン☆秘密の保健室〜保健医ありすはキ・ケ・ン〜」

福田
「読んだ」

仙道
「みんな読むな」

魚住
「・・・お前ら、どこでこれを」

越野
「いやあのその!ロッカーの前に落ちてて!それで!」

魚住
「・・・・・・・俺のじゃない」

「「「「え」」」」

魚住
「俺のじゃない」

仙道
「え、でも魚住さんのロッカーの前にあったんすよ」

魚住
「俺は年上ものは好きじゃないんだ」

福田
「(いらない情報だ)」

魚住
「仕方ない、置いとこう」

仙道
「つーか部室に寄贈しない?みんなで共有」

越野
「とか言ってお前見たいだけだろよ」

仙道
「よーし寄贈って書こうぜー、誰かマッキー持ってないー?」

植草
「あれ、そういえば池上さんは?」



☆放課後☆

池上
「・・・・・・・」


(俺のAV・・・・・・!゚゚(д))







20080228
016/陵南高校(池上さんは委員会でした)/寄贈・りょう南バスケ部一同
◆お話に顔文字をいれるのはダイッキライ(何)だったのですが、やってみたら楽しかったです笑






 
ピアノを、初心者が弾くとしたら、たいていは『ねこふんじゃった』を弾くんだと思う。私だけかな。でも私はねこふんじゃったしか弾けない。しかも半分くらい。
私はアコギなら弾けるけど、エレキは弾けない。ギターはできるけど、ピアノはできない。
放課後の音楽室に、私は自分のギターを持ち込んで、適当に弾いて遊ぶ。いつもの日課、アコギというかエレアコなんだけど。もう電池も切れたし、アコギも同然。新しい電池買えよって、ね。

数曲弾いて、一段落ついたとき。音楽室のドアががらがら、と音を立ててゆっくり開いた。そして中に入って来たのは、クラスメイトの水戸洋平。

「どーも」
「・・・・・・・・」

軽く笑って手を振りながら、歩を進める彼。私とはあんまり仲良くない。2人だけで話すのは初めてだ。

「あんた、ギター弾けんだね」

彼はそう言って両手をポケットに入れた。

「意外だわ」
「盗み聞き?悪趣味」

私がエレアコの弦を0.75のピックではじいてやると、彼はおぉー、なんて感嘆の声を出した。

「・・・妨害すんなら出てってよ」

ピックを置いて、指弾きに変更。水戸洋平を見ずにそう言うと、目の前のピアノの椅子ががたんと音を立てた。

音の方を見ると、ピアノの椅子に彼が座っていた。

「・・・・・・・」

その様子を私は似合わないな、と思った。リーゼントとピアノじゃ釣り合わない。

「ねぇ」

彼は唐突に口を開いた。

「あんたの音勝手に聴いちゃったかわりにさ、俺の音も聴かしてやるよ」

そう、鍵盤を見ながら1回じゃ聞き取れなかった信じられない台詞を、彼は吐いて。






鍵盤に指を踊らせた。







「・・・・・・・・」

目の前にある光景は、うそみたいだった。
釣り合わないリーゼントとピアノは、今信じられないくらいシンクロし合っている。
しかも何ともベタな曲を、奏でる。ねこふんじゃったじゃないけど。

本来なら泣く曲ではないと思う。そしてたぶん、小さいときから習っていれば小5くらいで弾き切れてしまうような、そんなやっぱりベタな曲。
なのになんでかな、自然に涙が出た。


ピアノの音は平等だと言う人がいるけれど。

弾く人によって別の楽器なんじゃないのって思わせることもある。










「――――」

弾き終わる。彼はくるっと振り向いた。

「・・・やべ、泣かしちゃった」
「うるさい・・・」


ベートーベンのこんなベターな曲に、泣いたのは初めてだ。


「小3までやってたんだよね、ピアノ」

水戸洋平は立上がり、鍵盤に赤い布を被せて、ピアノを閉じた。


「あんたは?いつからやってんの?」

そしてまた両手をポケットに隠した。

「・・・・中3」
「はは、まだ1年ちょっとか」

私は涙を拭った。

「悪かったな、下手で」
「いえいえ。俺の方こそお粗末様です」
「・・・嫌味?」

やめたとかうそだろ、そのくらい生きてたあの指と音。
こいつほんとは、ピアノ大好きなんじゃないの。


「んじゃ、俺バイト行くね」

彼は身体の向きを変えた。



「・・・・待って」

私は彼を呼び止めた。
水戸洋平は振り返る。
怪訝そうな顔で。


「・・・・・っ」

ああ、たぶんこいつは私の言いたいことがわかってる。そして言わせるためにきっとあの曲を弾いたんだろう。

私より不器用なくせに、私より何倍もうわてだ。




「明日も、来てよ」
「何しに?」
「・・・・・・」

わかってるくせに。


「・・・ピアノ、弾きに」


つい俯く。
こんなの私にとって羞恥。

「今日さ、俺"あんたのために"弾いたんだよ」


水戸洋平は笑いながら、恥ずかしさに俯く私のもとへやってきた。

「ね」

そして顔を覗く。目が合って、びっくりした。




「"エリーゼのために"、でしょ」


私はそう言って、笑った。






(聴こえた音は僕を弱くする、だから僕は耳を塞ぐ)



20080315
017/水戸洋平/エリーゼのために


 





「今日も坂いくよ?用意できた?」
「うぃっす!」

「「せーのっ!」」











「きゃー!」

「ちょ、耳元ででかい声出すなよー!」

「あははは!さいこー!」














「…あー、今日も最高の坂でした」
「2ケツってのがまたスリルだよね〜」
「転んだら終わりだよね」
「あはは」
「…………」
「…………」
「…………」
「…宗ちゃん」
「…ん?」
「…………




…好きです」


「…………」








「…宗ちゃん、いんだよ。言葉選ばなくて」
「………」
「そのまんま言って?」










「……ごめん」






「…うん」
「ごめんね」
「ううん、大丈夫」
「…大事な子が、いるんだ」
「うん」
「ごめん…」










悪いのは君じゃない。
チャリの後ろで叫んだ気持ち、
涙は坂へおいてけぼり。
後悔はしない、

あたしの精一杯の恋だから。









20060920
20080424改
2ケツ/神宗一郎






 






※以下うそつきライラを読まれてない方には意味不明ですすみません…!震


「じゃあ無責任なこと言うなよ!」


宗ちゃんが怒鳴った。

怯むもんか。


「宗ちゃんに言われたくない!」



私が怒鳴り返せば宗ちゃんの眉間にしわが寄る。

「いっつもそうやって俺に口出ししてくんのやめろよ!一挙一動宗ちゃん宗ちゃんって!へらへら笑ってついて来て!」
「だったら中途半端に甘い顔しないでよ!とことん無視したらいいでしょ!?いつも期待持たせるようなこと言うのは宗ちゃんなんだよ!」

宗ちゃんは言葉煮詰まる。


「いつだってそう、いつだって中途半端に優しくて!なんで最後まで傷つけてくんないの!?そんなんじゃ宗ちゃんが悪いみたいじゃない!」







私は自分を挟む宋ちゃんの腕を突かん打。












「もう私で先生けしょうとしたりしな……っ」











「はいカーット(管理人)」







「…………」
「ご、ごめんて宗ちゃん!」
「16回目だよ、これで」
「すいませ…………………………台詞が長すぎるんだよぉぉ(泣)」
「ていうか微妙にある誤字はなんなの?宋ちゃんってなんだよ、そりゃ漢字似てるけど。管理人もやる気ないのかよ」
「管理人"も"ってなに"も"って!」
「そのまんまだよ」
「ひどーい!」












20080608
リアルに戻された感。







 






「これだれの?」
「あたしの」
「これだれの?」
「あたしの」
「それだれの?」
「あたしの」
「あれだれの?」
「あたしの」



「俺だれの?」
「…あたしの」
















20060917
ジャイアンハートビート/神宗一郎





[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ