novel -short-

□万事屋-original-
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曇り空が重苦しい、うっとうしい午後

息をするのも躊躇われたあの日、私にある出来事が訪れた



***
海辺を歩く
小さな貝殻が足に刺さる。

ふり返れば、そこには自分の足跡しか無かった


なんでこんな朝方に、こんなところへ来たのか
まるで分からない

でも、来なければいけないと思った
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