novel

□銀魂-オリジナル-
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血。

赤い腐臭。


吐き気がする。

だが、それ以上に美しい。




ここは戦場。

何もかもを壊すことが許される代わりに支払う代価は、
己の命の危険。即ち、死。


それで、いい。

命を担保にしてまで、私はここに来たかった。

ずっと、ずっと楽しみにしていた。

己の体が、戦場に来ても壊れない程に強くなるのを。
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