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「なぁ〜アレン」

「…………」

「悪かったて」

「……………」

「……なぁ…もぉしねぇから、続きしようぜ?」

「………………」

「………はぁ;」



先程から何度このセリフを吐いただろう。
俺が一方的に話しているだけなので会話と呼ぶには、その条件に全くあてはまらない。

だが俺まで何にもしゃべらないというのは、さらにこの状況を悪化させる気がしてならない。

つか絶対、コイツの機嫌は悪くなる。


はぁ……
そぉ確かに俺が悪いんだ。

間違いなく俺が悪いとは思うが、コイツにだって原因がないわけ……じゃなくて絶対あるっ!




****



遡ること数十分前………



俺とアレンは、ノアとエクソシスト…………
つまりは、敵同士なわけだ。

まぁ〜アレンが覚醒すれば……ヤベっと口が滑っちまった。

あぁ〜……まぁ取り敢えず敵同士な訳だ。
だから、そこら辺にいる恋人のように堂々と会うことはできないし、たまにこうしてアレンの部屋か俺の部屋で、こっそり会うぐらいしかできない。

しかも、ただでせえ会える時間が少ないっつーのに、アレンの任務が忙しかったり、ヘタレ天パ野郎やインド人野郎が邪魔に入ってくる。

そんでもって一番厄介なのが、アレンと同じエクソシストである長髪鉄仮面野郎と眼帯赤毛タラシ……。



そんなストレスもあってか、俺は調子に乗ってしまったわけだ。




「ほら、次、どこをどぉしてほしい?」


アレンの任務が一段落したと聞いた俺は、アレンがシャワーを浴びた頃を見計らってさっそく部屋に訪れていた。


クチュクチュ


「やっ……あんっデビ…ット」

「言わなきゃ何時までたってもイけねぇなぁ」


ついつい今まで手を出せなかった分、羞恥を煽る言葉を言わせ、こいつが感じる場所をわざと外して焦らし、いつも以上に攻めていた。


「や、やだぁ……あぁ」


クニュクチュクチュ


「んんっ……あぁっそんな…に……吸っちゃ…あぁぁ」


ジュジュッ


「あ、あっ……!!」


イく寸前で愛撫をやめたりして…………


「あっ、な……なんで」


「まだイきたいって聞いてないからな」



そぅ少しやり過ぎかなと思うくらいに、攻めていた………らしい。




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