Hit企画小説

□☆12000Hit企画小説
1ページ/4ページ



【そんな貴方に弱い自分】


「ねぇ〜シズちゃん」

「あっ?」

「腰砕けそぉなんだけど。どぉしてくれんの?俺、仕事で忙しいって何回も言ったよね?」

「…………」

「ちょっと聞いてんの?普通の一般的人間ならまだしも、シズちゃんだよ。シズちゃん。今、重要だから二回言ったよ。シズちゃんみたいな怪物じみた力を持つヤツ(つか怪物)にガンガン力任せに突かれて腰が砕けなかったのが奇跡だよ。ねぇ、聞いてんの?」

(あぁぁうぜぇ)

臨也がなぜ静雄に愚痴っているか………それはこの会話を聞いての通り、臨也が仕事中にも関わらず静雄が部屋に連れ込んだせいであり。

少し補足を入れると臨也は大きな仕事が入り、それを片付けるために池袋に訪れていた。
そんな臨也を逸早く見つけたのが平和島静雄である。

ちなみにこの2人、池袋では最強?最凶?!最狂?!!な戦争コンビで誰もが認める犬猿仲。
会えばその場が修羅場に、そして池袋の人を巻き込み地獄絵図に変えてします。

このなんとも恐ろしい2人が、なぜ仲良くベッドにinしているかというと、ドタチンもビックリ!狩沢さんうっとりな“恋人”だからである。
2人の関係を知っているのは、極僅かな人間だけだ。
何しろ恋人だからといって普段からイチャイチャしている訳ではなく、いつものように何時ものごとく殺しあっている為、誰も気が付かないのが現状である。


*・*・*・*・*・*・
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ