長編G
□緑と不思議な少年と怒れる王子
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大統領邸の前でエール君と一緒にアスベルたちを待っていた
「エール君、アスベルたち遅いね、ちょっとお話ししたかったのに」
私がそう言うと
「きた…」
エール君が扉の方を見て呟いた
アスベルたちが出てきた
「セレナたち、よかった
俺たちストラタ砂漠遺蹟に行きたいんだ
よければ案内してくれないか?」
アスベルが私たちを見て聞いた
「ストラタ砂漠遺蹟?
バルキネスクリアスでも見に行くの?」
私が聞くと
「ああ!」
とアスベルが力強く答えた