バカテス

□約束は守りましょう
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この話は9巻のちょっとしたネタバレを含みますので、大丈夫な人だけ下へスクロールしてください




































『前線部隊より伝令!当方限界ニツキ救援求ム≠ニのこと!』
「どうするのじゃ、雄二」
「ああ、そうだな……


前線部隊に伝えてくれ

死――最後まで諦めるな、と」
「お主今死ね≠ニ言いかけんかったか?」
「気のせいだ」
『伝令の為に具体的な作戦名でお願いします』
「人型使い捨て装甲板″戦を実行すると伝えろ」
「最低な名前じゃな!」
『伝令!作戦名を伝えたところ、敵への投降を企てるメンバーが多数!』「なんだと!?」
「いやそこは驚くところではなかろう!?」
「仕方がない。各員に伝えろ!この作戦を遂行した者には、後でアキちゃんと秀吉がメイド姿で茶を振る舞うと!」
「両名ともに承諾はおろか相談すらされておらんのじゃが!?」
『伝令!もう一声≠ニのこと!』「でぇーい!ムッツリーニもつける!」
「…………っ!?聞いてな……っ!?」
『伝令!洪・雄麗もほしい≠ニのこと』
「くっ…!………分かった。洪・雄麗もつける!!」
『伝令!各員踏みとどまりました!』
「雄二……。お主、なんとゆう約束をしてくれたのじゃ」
「………なぜに俺まで………」
「うるせぇ。俺だって約束させられたんだ」
「それはお主の自業自得だと思うのじゃが……」
「なに。戦時中の約束なんかに拘束力はない。緊急対処だったと後でふれ回るさ」
「鬼じゃ……。鬼がおる……」
「………後で覚えていろ」
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