小説((ハルヒ
□jodの夏休み
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夏休み、jod課題一つ目。
某月某日。とある本屋。
日向「じゃあ、今日は奈央ちゃんの意見で、本屋巡りしちゃおっか!」
全員「イェーイ!」
とりあえず、目の前にある本屋の中に入って行きました。
亜子「新しい本が出てる…」
亜子が真剣な表情で純粋な光果李の前に差し出した本は、腐女子向けの本だった。
(BL)ww
光果李「ごらあぁぁぁぁぁあぁ!!見せんなぁ!!(泣)」
美弥「あれぇ、先輩、超純粋。かぁわいい〜!ねぇ、亜子先輩もそう思いませんかぁ?」
美弥は少し嫌がらせの様にニヤッと笑った。
亜子「だよねぇー、そうだ、読破大会の時は皆から集めたBL本だけにして普通の本は隠しておいてやろう」
真琴「流石は鬼の副長」
亜子「まぁね☆ただ単にドSってことだけど」
亜子は、とりあえず泣き目になって菜緒華に助けを求めている光果李の前から本を自分の手元に持ってきた。
魔理沙「副長〜、もう俺本見終わったんだけど」
日向「ウチもー」
やっぱり田舎なので本屋少ないんです。はい。
jodメンバーはとりあえず店の邪魔にならないように、店の外に出た。
日向「どぉする?やることなくない?」
亜子「アタクシの散らかりまくってる家にでも行く?」
全員「行く!ってか散らかってないでしょ!!」
亜子の家に向かうメンバー。とりあえず亜子の部屋にあがらせてもらった。
光果李「って、散らかってるなんて」
全員「嘘じゃん!!」
全員からの一斉つっこみに、亜子は驚き感心した。
亜子「いやぁ、仲良しだね、このメンバー☆」
日向「誰にでもできるつっこみを用意する亜子のボケがそうしてるんでしょう」
菜緒華「このボケ…」
菜緒華が小声でつぶやくと、亜子は真面目におびえた表情になった。
魔理沙「…;」
亜子「そ、それより!今日の事こ○部に投稿しよっか♪」
亜子はパソコンの電源をつけ、マイクをセットした。
光果李「ねぇ、ウチも入っていい?」
亜子「いいよ、どんどん言葉言っちゃって☆」
そして、録音がスタートした。
光果李「おはようございますこんにちはこんばんは…」
礼儀挨拶の言葉を言うと、亜子にマイクを渡した。
亜子「やっほー☆皆の亜子さんだよー!!でわ!今日あったことを言います!」
日向・真琴「何てハイテンションな奴なんだ!」
美弥「いいんじゃないですか?面白いですし」
奈央「本題飛んでるような…」
とかいいつつ、奈央は勝手に亜子の部屋にあった漫画本を読み漁った。
亜子「もぉ今日朝起きて下に行ったら、お父さんが寝てるんですよ!もうそのとき」
全員「いやいやいやいや;」
魔理沙「亜子さん、それ今日の本題じゃないよね、何語ってるの」
亜子「うちのお父さんのハゲについて」
菜緒華「うるさい…」
小声の呟きが微妙に部屋に広がった。
また亜子は真面目に怯える表情をした。
ってな感じで録音が終わった。
その後、再生して聞いたときに、皆でグダグダだねと言いながらも爆笑したのは言うまでもなかった…。
☆鬼の副長・今日の一言☆
亜子「菜緒華うぜぇぇえぇ!!ってぎゃー!!ごめんなさい!!すいませんでした!!馬路で!!」