その他小説

□【君がいるから】
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夢を見ていた











君がいて











僕がいて










みんながいて












だけど



一番嬉しかったのは















君が側にいること










【君がいるから】


「スザク。」

「あ、ルルーシュ。」

振り向けばそこにはルルーシュが立っていた。

「こんな所で何をしているんだ?気がついたらお前いないし。会長達の世話を俺だけに押しつけるな。」

「ごめん。」

ルルーシュが膨れっ面をしているので、スザクは苦笑し、ルルーシュに隣に座るよう手招きする。ルルーシュは仕方ないという顔付きで隣りに座った。


先日、生徒会長であるミレイが、桜が綺麗に咲いている所を発見した。お祭り好きの彼女は、生徒会のメンバーを引き連れ、休日に花見をすることを決定。そして、今日がその日。断ったのは、病院に行くというカレンだげで、スザク達の数十メートル後ろでは、ミレイとリヴァル、シャーリー、ニーナ、ナナリーが楽しそうに花見をしながら雑談している。
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