立海
□一方通行
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※赤→柳→？
※暗
『柳さん…』
隣で眠る無防備なあなた
死んだように眠るあなたはなによりも美しい…
『柳さん…どうしてｯ』
いつもできる限り隣にいる
隣で笑う
だけどあなたは俺を見てくれない
見ようともしてくれない
なんならいっそ首輪を付けて監禁したい
…だけどそうしないのはきっと俺がまだこの関係を保ちたいから
自分でも怖いくらい好き
愛してやまない…
そっとあなたの頬に手を添えると氷のように冷たかった
『待ってて下さい…すぐに追い付いて柳さんと同じ目線に立てるくらいまで行ってやりますから』
聞こえてないだろうけどそっと柳さんの耳に囁く
ああ……わかっている…いつも…
「―――****」
この思いは
＜一方通行＞
(やなぎさーん!そろそろ起きて下さい)
(…ん…ああいつも…すまないな赤也)
(いえ!大丈夫っス!それよりそろそろ部活始まりますよ)
(ああ､そうだな…なんだ赤也?何かあったか?)
(…いえ。特に)
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