立海
□Dissentire
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この作品は仁王くんと女の子の性的シーンが少しあるので苦手な方はプラウザバック!
「おまんが好きぜよ」
下校中、クラスメートで部活仲間でさらに"男"友達の奴からの衝撃の告白
冗談とおもいきや目はマジ
「返事はいつでもええ…でもなるべく早く返してほしいナリ」
そう言って奴は足早にその場を去って行った
たぶん今の俺の顔は予想以上に阿呆面
………ってか
どうする!俺!?
<Dissentire>
『ってな訳なんだよ……って聞いてんのかよぃジャッカル!!』
「え…あ…ああ
話が急すぎてついていけなかった」
頬を掻きながら困った顔をするジャッカル
そりゃそうだよな、うん
俺はあれから普通に家に帰り普通に過ごした…寝るときになって告白されたとに気付き「これは夢。これは夢。これは(ry」とか暗示かけてたし
「あーっと…つまり昨日の放課後、仁王に告られたと…?」
『ああ。そういうこと
自分でもまだちょっと信じられねーけどな』
「…返事…まだ返してないのか…?」
『返してるわけないだろぃ!!ってか今日一度も会ってね「おー丸井、ジャッカル。おはようさん」…』
うっわータイミング良すぎだろぃ…
ってかさりげにボディタッチ付きかよ
「ところで丸井、ジャッカルとなに話しとったんじゃ」
『べつに…お前には関係ない話』
「ほーう。
…まあ自分の首を絞めるのも大概にな」
ひらひらと手を振りながら歩いて行く仁王
はあ?なんだよ…自分の首って…
聞こうと思ったときには姿がなく昼休み終了の鐘が鳴った
「んじゃ、俺は行くぜ」
『おう!悪いな付き合わせちまって』
「いや、全然大丈夫だけどよ……お前、三限目は移動教室だったよな?」
『!…そうだ!!忘れてた』
しかも音楽
音楽の先生ってうるせーんだよなぁ…
俺は急いで教室から出た
くそっ…どうせなら仁王の奴言ってくれればよかったのに…
まあ、どうせあいつのことだからサボりだろうけど
妙に冷静な頭とはうらはらに足は凄い速さで音楽室に向かった
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