四天宝寺
□こんにちわ、やっぱりさようなら
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※みんな中学生なのに酒ネタ
※飲酒は20になってからにしましょう
「うぇーー★蔵もこっちこんねーV」
『……』
千歳がパンツ一丁で酒瓶片手にこっちに手を振っている
ちなみに回りもほぼ半裸
……はい。夢ですね、わかります
<こんにちわ、やっぱさようなら>
「く〜ら〜。早くこっち来んね〜」
えへへーとか言いながら体育座りで手を振ってくる千歳
大の男が"えへへー"とか言うな。可愛くない…ってか逆にキモいわ
はあ…なんでやろ。頬を抓っても痛いだけ
いっそビルとかから飛んだらこの夢醒めるんか?
俺の記憶によると…確か千歳の家で全国大会の打ち上げしてて…銀と金ちゃんは先帰って…俺は家に遅くなるって電話して……そんで…帰ってきたらこれや
…どないなってんねん
ちなみに他のみんなはというと…
「うぅ…ひ…ひかる…水欲しいんやけど。………あれひかるが二人?ははは天国や」
「らめぇっ…あっ謙也さん…そんなに激しく揺さぶったら…光、壊れちゃいますわ」
「どらあぁああ!!!!
今からお前は私の奴隷なんやから地べたにはいつくばれや!!」
「小春ぅ…ハアハア」
「俺どうせ脇役やし…副部長なのに…パセリ好きのなにが悪いんや…この世はどうせ顔か、顔…」
全員キャラ崩壊★
もうツッコミきれんわコレ
千歳が酒瓶持ってるっちゅーことは全員酒呑んだんか!?
意味がわからん…どんな経緯で酒呑んだんや…
とりあえず、謙也戻ってこい。どう見ようが財前は一人やで
財前は……
気にしたらアカンな
小春…もともと気質があったんやないか?
どこから持ち出したかは知らんけど仮面と鞭似合っとるし
ユウジは…あれ?いつもこんな感じやなかったっけ?
健二郎…お前あんまそういうこと言うたらアカン
大丈夫や。この世は公式が味方してくれなくても同人が味方してくれるで
…ってついツッコミいれてもうた!!
「くーらー!!早く来んと公開処刑ばいー」
…あー…忘れてたこいつの存在
公開処刑がなにかなんて考えたくもない
俺は急いで酒臭い集団の中に入って行った…
『なんや千歳…ってかみんなに酒呑ませたんお前か』
「えー酒なんて呑んでなかとー」
あっ駄目だこいつ
話にならん
『千歳ちょっと眠ってて』ドスッ
「ぐふっ」
しかたない…とにかくこいつは放置して水が欲しいと財前に訴え中の謙也くんに話を聞くか…
財前も完全に一人の世界に入ってるし大丈夫やろ
あっちなみに財前は謙也に肩掴まれてるだけやからな
けっっっしてR-18なことをしてるわけやないで!
『おい謙也』
「あ…白石…か」
『何がどうしてこうなったん?』
「それはさっき千歳の…「絶頂部長!俺の謙也さんになにするんっすか!!」
あーめんどいのが覚醒しおった
あのまま夢の世界の住民とかになればよかったんに
『絶頂部長ってなんやねん…
ってか俺は謙也に話し掛けてるだけやん』
「そう言って謙也さんたぶらかそうとしてんやないっすかぁ?」
『はあ!?そんな訳ないやろ!!』
「千歳先輩が物足りないからって謙也さん使わんで下さい」
『だからちが「それはホントばい!?」…』
『千歳起きたんか…』
「浮気なんて、そげなことする子にはお仕置きったい」
『はあ!!?』
なんやこのいじめ…
ってホントに俺の服脱がしにかかっとるし
「ちょっと先輩達見せつけんといて下さいよぉ」
「み…水…」
「おらおら喚け豚が!!!」
「小春ぅ…ハアハア」
「どうせ俺は(ry」
「蔵…恥ずかしがることなかよ…」
『お前ら…
未成年の飲酒は禁止に決まっとるやろ!!!!!!』
その後、この事件を覚えてる者はいないという…
おわれ\(^^)/
→あとがき