四天宝寺
□めっちゃ好き!!
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「白石〜」
可愛い、美しい、可愛い(←)の三拍子が揃った四天の聖書に今日も部活中にも関わらず抱き着いた
嫌そうな顔をしてるがそんなとこもむぞらしか!
『千歳、絵的にも俺的にも暑苦しい』
「またまたそんなこと言って〜白石はむぞか〜
あと絵的には全然大丈夫だから気にしなくてもよかよ!」
『…はあ……』
最近の白石はため息をつきながらも俺が抱き着くのを許してくれる
そんなところも含め白石の全部が好き、愛してる
だげん、白石は鈍感さんで若干恋愛事に疎い
いくら俺がなんと言おうと「はいはい」で返されてしまう(これはむしろ疎いとかの問題ではないと思うが気にしたら負けばい!!)
強行手段にでようかとも思ったけど流石に嫌われるのは勘弁たい
『なあ千歳…』
「ん?どげんしたと」
『俺のどこがいいん?』
「全部」
『即答か;
特にどこが好きとかないん?』
特に…て言ったらやっぱあれしかなか
ってこんなこと言うなんて脈あり!?
急展開ばい…もしかしたらここから進展するんかもしれん
慎重に答えn『千歳?』
「えっ?」
『あそこで女の子が呼んでんで』
「え…ああ」
『はよ行ったり』
最悪のタイミングでの呼び出し…
白石も言ってることだし、仕方なく行くとするばい…
******
女の子からは案の定、愛の告白
嬉しいけども今は白石しか見れない
丁重にお断りした……がその女子がしつこく断るのに一苦労した
いきなり抱き着かれたりひたすら耳元で叫ばれたから耳が痛い…
あーもー!早く動け俺の足!!…一分一秒でも早く俺の癒し…白石に会いたい
早く早くとコートに向かい、見つけた途端に抱き着いた
「白石ー!」
『…千歳』
「なん?…うわっ」
急にこっちを向いて俺の額に手をあてる白石
いきなりで驚いたけどひんやりしていて気持ち良かった
『千歳…熱ある?』
「へ?…たぶんなかとよ?」
『じゃあなんかあったんか?』
「え…ああ…まあ(現在の疲労半端ないってだけだけど…)
い…いきなりなんね?」
『いや…なんとなくなんやけど…
千歳元気なさそうやったから…』
そう言って白石は心配そうにふわりと笑った
「っ〜〜
白石ぃいいいぃぃ!!!!!」
『うぇ!?
ちょ千歳痛いんやけど!!』
そういうとこ…
そういうとこが
<めっちゃ好き!!>
謙「お前ら…今部活中ってわかってるん?」
光「ってかめんどいんで早く付き合ってほしいっすわ」
END
→あとがき