今日も来週も1ヶ月後も1年後も

□思い出した20世紀●年だ!
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強く押し返してやると、どてんと尻餅をついた馬鹿女。


「……っ」

「どうした、こんなものか?」


まあ、女にしてはやるんじゃね?と言ってやると悔しそうに立ち上がって、


「やっぱり、さすがですね」

「まあな」

「片手なのに…」

「お前なんかに負けてたら、真選組の副長なんてやってねェよ」

「やっぱり、私には真選組なんて無理っぽいです…今度は万屋さん行ってみようかなあ」

「おう、そうしてくれ。沢山迷惑かけてこい」

「はい。万屋さんに行って迷惑かけまくることにします」








的な感じで事が運ぶと思っていた、ら


「ひっじかたさあん!片手で、ちょーきつそうに見えるのは私の目が腐っているからでしょうか!!ぷっふー」


そう簡単にはいかなかった。

にやにやとどっかのドSのような笑みを浮かべる馬鹿女。

もうはやってねーけどまさにチックショーって感じだ。

このままではちょっとまじでヤバイと思ったから馬鹿女から少し距離をとる。


「ちげーよ、アレだアレアレ」

「私が女だから手加減してる的な感じですか?」

「そう、それそれ」

「女は舐めてもなめちゃいけないんです、よっと」


急に俺の方に走り寄ってきて、大きく刀を振り上げる。


「おいおい、腹がらあきじゃ……!」


横に刀を振り、馬鹿女の腹にクリティカルヒットをかませ、せ、せ、!

にやりと笑って馬鹿女は急にしゃがんで俺の攻撃をよける。

そして、俺のあそこに刀を…


「いだだだだだだだだだだだだ!」

「だから言ったでしょう、舐めてもなめちゃいけないって」


かませるつもりが、かまされたのは俺の方だった。いやいやいや、かまされたのは大事なところじゃない、断じて違う。かませられたのは俺の臑だ。通称弁慶の泣き所と呼ばれている所に、思いっきり刀のみねを打たれたのだ。


「これで認めてもらえますね。きゃっほい、やったぜ!真選組に私は入る!ということでグランドライン…じゃなかった、真選組にいってきますね」


証拠、証拠。そう言ってポケットからケータイを取り出して痛くて踞っている俺の写真を撮った。


「それじゃ、ばっははーい」


そのフレーズどこかで聞いたことあるかもしれない、なんて踞って臑をさすりながら思った。




…泣いてもいいですか。





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