仔猫の物語

□豊臣さん家の清にゃさ!!【兄弟】
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一番年上は、少し赤みがかったキレイな毛並みの猫で『みつにゃり』って言う。


『お前が新しくこの家に来た猫か。俺の名は三成だ。』
『俺のにゃは、きよにゃさ。よろしくにゃ、みつにゃり。』
『………成る程な。』
『……にゃんだ?』
『いや、よろしくな清正。』


みつにゃりは、あたにゃが良くて俺の知らにゃいニンゲンの事をよく知っている。
この豊臣の家に必要なるーる?や、サホウ?を教えてくれたのもみつにゃりだ。

『基本、豊臣の御主人達には「様」をつけろ。秀吉様、おねね様とお呼びするのだ。』
『おねね様、秀吉様?』
『そうだ、秀吉様とおねね様は俺達のご主人だ。敬えよ。』

一番始めにこれを教えてくれた。

 
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